森元首相「当初解散は14日だった」
森・青木会談があったと思ったら、早速これですか。
読売より。
森氏「首相、当初予定は14日解散だった」自民党の森元首相は10日夜、石川県白山市で開かれた国政報告会で講演し、衆院解散の時期について、「麻生首相はイタリアから帰ったらすぐに解散しようと思っていたのは間違いない。当初の予定は14日解散だった。それで8月2日投開票という予定を立てていた」と指摘した。
その上で、衆院選の見通しについて「8月の8、9日か、そうでなければ8月末ということになるのではないか」と語った。
また、自民党内で解散先送り論が強まっていることを踏まえ、「それでも(早期に)やるということなら、首相の大権だからやっていい。しかし、そうなると、自民党は総崩れになると心配する人がいる」と指摘した。
一方、党内で森氏が麻生首相に自発的な辞任を促すとの見方が出ていることに関し、「私が何で『もう辞めろ』と言わなければいけないのか。そういう権限は私にはない」と否定した。(2009年7月11日05時37分 読売新聞)
さて、これまで
「キングメーカー」森元首相が首相関連の動きでなんか言う
とその通りになったりしてたわけだけど、帰国した麻生総理はどう出ますかね。元々、麻生派は総勢17人の小派閥で、町村派(旧森派)の支持を受けないとやっていけないからな。
麻生派17人の内
当選1回の「小泉チルドレン」組が7人
である。
森元首相に隠然たる「影響力」があることも
自民党は全然変わってない
という印象を強くするわけで、郵政解散前の
「干からびたチーズ」事件
以来の役どころだよな。
森喜朗チャンネルは、ニコニコ動画にあり、
「干からびたチーズ」事件の真相
というものをご本人が語っているのだが。
| 固定リンク
コメント
マスコミは、国会議員の誰それが、いつ解散かという発言を、盛んに取り上げています。
しかし、各国会議員が、議会で審議されている法案をどのように議論して、その論点はなにか等を、マスコミは、主に報道すべきでないでしょうか。
『小泉劇場』と同じように『政権交代劇場』をあおり解散時期が主のみで、議会の議論の内容を主に報道しないのは、いかがなものかと思います。
本日参議院で採決が予定されている、臓器移植法改正案の国会での議論の内容の報道は少ないです。提案議案の内容と、日程の報道が主で、各国会議員が委員会で如何様な発言をして、どのような議論になったのか、一般の国民には分かりにくいです。提案の内容の解説報道はありますが、共産党以外は党議拘束を外していますので、各国会議員がどのような発言をし、どのように考えているのか、有権者としては知りたいものですが。
投稿: anonymous | 2009-07-12 10:55