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2009-07-14

総選挙前夜 自民党古賀選対委員長、都議会選挙での歴史的敗北の責任を取り辞任の意向(速報)

いま、NHK正午のニュースで流れた。
 自民党の古賀選対委員長が、今日開かれた自民党総務会で都議会選挙での敗北の責任を取り辞任の意向
だって。
(12:08)

東国原宮崎県知事に会ったり、橋下大阪府知事に会ったり、迷走してたからな。

NHKニュースより。


古賀選対委員長 辞意表明

07月14日 13時38分

自民党の古賀選挙対策委員長は14日、党の総務会で、12日の東京都議会議員選挙で自民党が敗北した責任を取りたいなどとして、辞任する意向を表明しました。衆議院選挙の投票日が来月30日と固まるなか、選挙対策責任者が辞意を表明したことで、自民党内には動揺が広がっています。
14日の自民党の総務会では、12日の東京都議会議員選挙で自民党が過去最低と同じ38議席にとどまり、目標としていた自民・公明両党で過半数も維持できず、敗北したことなどが取り上げられました。この中で、古賀選挙対策委員長は「地方選挙の敗北の責任は党の総裁にも幹事長にもない。選挙対策委員長であるわたしに責任がある。きちんとけじめをつけたい。衆議院選挙に向けて党内が結束することが大事だ」と述べ、辞任する意向を表明しました。麻生総理大臣は13日、来週21日にも衆議院を解散し、来月18日に公示、30日を投票日とすることを表明しており、こうしたなかで選挙対策責任者が辞意を表明したことで、自民党内には動揺が広がっています。自民党古賀派の谷垣元国土交通大臣は、NHKの取材に対し、「まだ直接古賀氏から話は聞いていないが、静岡県知事選挙や東京都議会議員選挙の敗北などの責任を取ったということだと思う。衆議院選挙に向けて選挙態勢の構築にたいへん努力してきた古賀氏が辞任するということは、党にとってもたいへんな事態だと思う」と述べました。古賀選挙対策委員長が辞任する意向を表明したことについて、自民党の細田幹事長は記者団に対し、「東京都議会議員選挙は地方選挙であり、古賀選挙対策委員長に責任はない。当然、衆議院選挙の前の辞任はだめだ」と述べました。

麻生太郎自民党総裁は、総裁選終了直後
 選挙の責任者
に立てることで、古賀議員の顔を立てたといういきさつがある。その古賀選対委員長が、柄の悪いいい方をすれば
 決選を前に、ケツをまくって逃げる宣言をした
ってことだから、党内に動揺が拡がるのは当たり前だ。国政選挙には、細かいノウハウがあり、
 古賀選対委員長が頭を下げれば、通る事
も、これから他の人間が選対委員長になって通せるかというと極めて疑問。
まさに
 余人を以て代え難い職務
であり、そもそもが
 麻生選管内閣
であったはずの
 古賀委員長下の自民党選対本部発足時
から、次の衆院選に向けて着々と準備と調整を重ねてきた中心人物である古賀選対委員長が去る、なんてことになったら、選挙対策本部は大混乱、
 自民党は戦う前から総崩れ
ってことになってもおかしくない。素人考えだけど、ひょっとして
 古賀議員周辺に「党を割る動き」がある
なんて、妙な話じゃないだろうな。

共同によると
 最初は「逆ギレ」の辞意表明
だった模様。


古賀選対委員長が辞意 地方選敗北の責任問われ反発

 自民党が14日午前に開いた総務会で、東京都議選など一連の地方選での敗北について党執行部の責任を問う声が相次ぎ、古賀誠選対委員長は「それなら辞めさせていただく」と辞意を示し、席を立った尾辻秀久参院議員会長も「執行部に責任があるということなら、私も首を差し出す」と続いて途中退席した。

 これに対し、細田博之幹事長は総務会終了後、記者団に「選挙前の交代は認められない」と述べ、慰留に努める考えを示した。尾辻氏は参院執行部会でも「古賀氏だけの責任ではない。私も辞任させてもらう」と述べたが、参院幹部や執行部が慰留している。

 古賀氏は総務会を退席後、記者団の質問にいったんは「辞めないよ」と答えたが、周辺には「武士に二言はない」と伝えたとされ、辞意は固いとの見方が強まっている

 関係者によると、総務会では東国原英夫宮崎県知事の衆院選擁立問題でも執行部の責任を追及する声が出た。これに対し古賀氏は「執行部で責任をとれというなら私がとる。ただ条件がある。党内がまとまって麻生太郎首相が決めた日程に従って衆院選を行うことだ」と述べた。

 これに関連し笹川尭総務会長は記者会見で「代議士会などで麻生首相に熱意を話してもらう機会をつくる。必ずしも両院議員総会である必要はない」と述べた。

2009/07/14 13:30 【共同通信】

この記事が正しいとすると
1. 地方選を巡って、自民党総務会で突き上げ
2. 古賀誠選対委員長が逆ギレして辞意表明、尾辻秀久参院議員会長も追随
3. 記者の質問に古賀選対委員長「辞めない」と一転辞意を引っ込める
4. 周辺に「武士に二言はない」と伝えた、という話が漏れてきて「辞意は堅い」という観測
ってことかな。
選対委員長の椅子から逃げても、逃げなくても
 実にカッコ悪い話
なわけで、古賀誠の政治家生命はそろそろ終わりに近づいているのではないか。

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