豚インフルエンザ 絶賛流行中の奈良で8/29-8/30バサラ祭り開催予定 さらに流行拡大に拍車か
夏の踊りイベントでは、
新型インフルエンザの集団感染
が報告されている。たとえば、徳島の阿波踊りや高知のよさこい祭りだ。
8/20朝日より。
徳島阿波踊りで新型インフル集団感染 よさこい祭りでも2009年8月20日13時28分
徳島県は20日、徳島市などで開かれた阿波踊りに参加した徳島大医学部と同県吉野川市の踊り子グループの計39人が新型インフルエンザに集団感染した疑いがあり、うち3人の感染を確認したと発表した。入院患者はおらず、いずれも容体は安定しているという。
県によると、徳島大のグループは12〜15日に徳島市の阿波踊りに参加。15〜19日に27人が発熱やせきの症状を訴え、うち2人が遺伝子検査で感染が確認された。吉野川市のグループは12〜16日、徳島市や吉野川市であった阿波踊りに参加した後、15〜19日に12人が症状を訴え1人が感染していた。
高知市内で10〜12日に開かれた「よさこい祭り」でも、高知県外から参加した2チームの踊り子47人が発熱などインフルエンザのような症状を訴え、うち3人が遺伝子検査で新型と確認された。同市保健所は集団感染とみている。
密集して踊るイベントでは、どうしたって感染者が一人いれば
飛沫感染
は避けられない。しかも
メンバーが欠けると迷惑が掛かる
と、多少体調が悪くても練習や本番には参加するから、一層蔓延することになるのだ。
で、
ただいま沖縄に次いで全国2位の新型インフルエンザ流行地域認定されている奈良
では、
8/29-8/30に「バサラ祭り」開催予定
だ。由緒がある祭りではなく、ある年突然始まった
大昔の竹下通り竹の子族の流れを汲むヤンキー系踊りの祭典
という趣きで、わたしは絶対に会場には寄りつかない。
奈良新聞より。
大仏様にも熱いダンス - 29・30日、奈良で「バサラ祭り」2009年8月21日 奈良新聞
古都の夏をエネルギッシュに彩る「バサラ祭り」が29、30日の両日、奈良市で開かれる。11回目の今年は、東大寺などで初めて踊りを奉納。イメージキャラクター「しんくん」も誕生し、新たな出発となる。
形にとらわれない踊りで夏を盛り上げようと、平成11年に始まった。今年は奈良国立博物館前に主会場を移し、県内外から35チーム、約1100人の参加が予定されている。
29日は午後2時半から同8時半まで、主会場で順に踊りを披露。パレードは午後1時に県庁前歩道、同2時に近鉄奈良駅前を出発する。
30日は踊り隊が三つに分かれ、午後3時半から東大寺、興福寺、薬師寺でそれぞれ踊りを奉納する。各踊り隊とも「日本の始まり奈良」をキーワードに内容を構成するという。
イメージキャラクター「しんくん」は、県内の大学生で構成する支援グループ「B・S・T」が考案。バサラ祭り実行委員会によると「十二神将の伐折羅に憧(あこが)れる高校2年生」といい、神将の「しん」が名前の由来。
携帯電話ストラップも完成し、インフォメーションブースで販売する。
当日の飛び入り「踊り人」は29日が正午から、30日は午前10時から、県庁iセンター前で受け付ける。
魚谷和良・実行委員長は「派手なパフォーマンスだけでなく、奉納を通じて奈良が誇る寺社にも親しんでもらえれば」と話している。
(以下略)
伐折羅大将もヤンキー風味にキャラデザされてしまったな。ま〜、鹿坊主を遷都1300年キャラに持ってくる奈良に、キャラデザで期待してもしょうがない。
東大寺・興福寺・薬師寺で踊りを奉納
するそうだが、実質的に
寺院境内で新型インフルエンザウイルスをばらまく
ことになるのではないかと危惧する。
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