ある朝の内宮@伊勢神宮
先日、内宮まで歩いて行けるところに宿泊したので、まだバスのない朝早い時間に、お参りをした。
実に湿度の高い朝で、まるで熱帯の朝のような感じだった。
内宮には何度もお参りしているけれども、朝のお参りでこれだけ境内がざわついた感じを受けたのは初めてだった。決して人が多かったわけではない。
湿度のせいなのか、遷宮で人が出入りするからなのか、それとも他の理由からか。
湿気がひどくてすっかり曇ったカメラのレンズ。
湿気を拭き取って、もう一度撮影。
正宮は、石段下での撮影のみ許されている。
建て直すとかで、休憩できる所が閉鎖されており、その代わりといっては変だけど、いろんな鶏がたくさんいた。
今回は、正宮→荒祭宮といういつものお参りルートだった。
荒祭宮へ行く途中、正宮の遙拝所があるが、いまは遷宮のために、塀で囲われてしまった。ただ、少しだけ塀を切ってあって、そこから遙拝できるようにはなっている。
荒祭宮にお参りしようと石段を登っていくと、
足とお尻しか見えない人
が社前にいてビックリ。どう考えても
瑞垣にお腹を乗っけて、身を乗り出していた
としか考えられない。ほどなく衛視の人がやってきた。神宮内のことだから、声を荒立てたりはせず、まず、石段で脱帽して、社前で拝礼してから、荒祭宮の周囲を巡視して帰って行った。
足とお尻しか見えなかった人は40〜50代くらいの女性で、衛視の人が帰った後は、ノートを取り出してなにか書き付けていた。
後から考えると、瑞垣にお腹を載せて手を伸ばしたってことは、
賽銭泥棒と間違われてもしょうがない
よなあ。何してたんだか知らないけど。
わたしは気がつかなかったのだが、神宮の中には、巧みにカモフラージュされた監視カメラが随所に設置されているそうで、詰め所がないお社では、監視されてないように思っても、こうした
不心得な参拝者
がいると、衛視が飛んでくるシステムになっているとか。確かに驚くような速さで衛視の人がやってきた。
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コメント
その時靖国神社の拝殿では高金素梅氏が暴れていましたとさ。
とっぴんぱらりのぷう。
いずこも妙齢の女性ですか?
何だかなあですね。
投稿: ripplepapa | 2009-08-12 21:13