William ROSEN "Justinian's Flea: Plague, Empire, and the Birth of Europe" New York, Viking Penguin, 2007
西暦541年夏に流行が始まったユスティニアヌスのペストに関する一般書。
これから読む。
で、この本はアマゾンの中古業者から購入した。ハードカバーで支払ったのは1500円ほど。元の値段は$27.95なので。相当安く入手できた。
アメリカにしかなかった頃のamazon.comから、日本への送料が高いので、総額$100以上になった時点で注文していた時代がつい10年くらい前だ。
感染症に対する日本人の意識の低さは、ペストの蔓延の有無と関わっているという議論があるんだけど、どのくらいペストに対する恐怖が欧米人にあるのかを確認するために、この本を読む。
ところで、昨日、図書館に出かけている間に郵便局が届けに来たらしく、不在通知が入っていた。再配達の電話を掛けようと、不在通知を見ると
差出人(外国から)
とマジで書いてあった。
で、奈良中央郵便局に電話して、今日の午前中に再配達を頼んだのだが、なんと夜10時前に
奈良中央郵便局から問い合わせの電話
が掛かってきた。
特定できなかったので、もう一度不在ハガキをみてくれませんか
というので
差出人(外国から)
というのを復唱。受話器の向こうで郵便局のおにいさんが頭を抱えているのが見えるような対応だった。
先ほど無事に届いたから、なんとかトレースできたってことで
日本の郵便局は優秀
と言っていいのかどうなのか微妙な出来事だった。届くという所期の目的は達したから優秀なんだけど
差出人(外国から)
って何だろ、って話で。
うちには欧米や中国、香港、台湾の本屋から本が届くのだが、たいてい、不在通知は
差出人欄は空白
になっていて
外国からの郵便物です
とかメモしてある。たまに
差出人(よめませんでした)
とか正直に書いたのもあったりする。
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