大臣の椅子というエサ(その2)無任所大臣はイヤン 福島瑞穂「役所があって、きちっと腕を振るえるようなところがいい」

三党連立政権が樹立して、
　わたしは大臣!
とワクテカしている福島瑞穂。

与党になることが決まったとたん、
　新政権のヒロインはわたし
と浮かれていると思われる。

この嬉しそうな顔が、福島瑞穂という政治家の本質を表してますな。

最初は
　三者がっちりと握手

してみせたわけなんだが、これがいつまで続くか。
連立政権を最初に壊すのは、たぶん、福島瑞穂とわたしは思っているのだが、さて。

民主党にしてみると
　どこに福島瑞穂を振るか
が大問題。
　無任所大臣でいい
という亀井静香に対して
　役所があって、きちっと腕を振るえるようなところがいい
と
　無任所大臣じゃイヤン
と、11時の会見で福島瑞穂がのたまった。NHKより。テロップは青字で。

新政権閣僚人事 本格的検討に

9月10日12時43分
民主党の鳩山代表は、社民党、国民新党との３党連立政権の樹立が正式に決まったことを受けて１０日午前、新しい幹事長への就任が決まっている小沢代表代行と会談するなど、新政権の閣僚人事などについて本格的な検討に入りました。一方、社民党からは福島党首の入閣が内定しました。
新政権の発足に向けて、民主党の鳩山代表は９日、社民党の福島党首、国民新党の亀井代表と会談して合意文書を取り交わし、３党連立政権を樹立させることを正式に決めました。これを受けて鳩山氏は１０日午前、新しい幹事長への就任が決まっている小沢代表代行と会談するなど、新政権の閣僚や党の幹部人事について本格的な検討に入っています。一方、社民党は、３党の連立政権の樹立が正式に決まったことを受けて、三役会議や常任幹事会を相次いで開きました。この中で、福島党首は「これまでは野党だったが、これからは与党になる。これまでの１０倍頑張らなければならない」と、

野党から与党になり
内閣を支えていくわけだから

今までの10倍 100倍がんばろう

新政権に参加する決意を強調しました。そして、社民党が鳩山政権を支える姿勢を明確に示すために、福島党首の入閣を求める方針を確認し、福島氏の入閣が内定しました。このあと、福島党首は記者会見をして、具体的な閣僚ポストに関連して「社民党としては、雇用、社会保障、環境などの政策実現を全力でやろうとしている。今の時点でポストを言うことはできないが、役所があって、きちっと腕を振るえるようなところがいいと考えている」と述べました。

どのポストというのは今の時点では
決めてないし言えない

部下がいて役所があって
きちんと腕をふるえるようにしたい

民主党も頭が痛いだろうけど
　謙虚という文字が辞書から削除されていると思われる福島瑞穂を戴くことになりそうな省庁の官僚諸賢
は、すでにガクブルされていることとお察し申し上げます。なんせ
　これまでの10倍100倍頑張る
そうなので、昼のニュースを見た霞ヶ関から
　いままで通りかそれ以下でいいから、おとなしくしていてください、お願いです
と総突っ込みが入っているものと推察する。

福島瑞穂の頭の中には
　田中真紀子、野田聖子、高市早苗、小渕優子や小池百合子あたりのポジションとの比較
があって
　東大文I出身で、司法試験をくぐり抜けてきた「優秀なわたし」
が、
　世襲女性議員やタレント出身議員より低いポストなら許さない
くらいに思ってるかもね。いや、民主党も大変なことで。なんせ
　田中真紀子は外務大臣
だったわけで、これは
　普通の大臣の2人分の重いポスト
に相当する。外務に匹敵する大臣はほかにあまりないから、もし、これでモメ始めると
　一瞬にして三党連立は瓦解する
ことになる。