攻殻機動隊 S.A.C@ANIMAX
貧乏なので初放映時にDVDを揃えられなかった
攻殻機動隊 Stand Alone Complex(全26話)
は、10月のアニマックスで放映中だ。最近はBlu-ray版も出ていて
オタクから金を搾り取るシステム
が相変わらず機能している。
攻殻機動隊 S.A.Cに続編の2nd GIGを全部買うと定価84000円
だ。1シリーズを2Boxで売るという阿漕な商売である。アマゾンだともうちょっと安いけど。
で、これが
微妙な放映時間
なのだ。
0:00〜0:30と5:00〜5:30
の2回で、
5:00からの放映枠
は
録画専用時間帯
もしくは
早起きの年寄りオタク専用
ではないかと思われる。
更に凄いのは、攻殻機動隊の後の番組が
0:30〜1:00 はじめ人間ギャートルズ
5:30〜6:00 聖戦士ダンバイン
という件。アニマックスは
エンディングの後、すぐ次のオープニング
なので、
攻殻機動隊のあの作画レベルから、いきなり手描きかつセル節約モードの画面に切り替わるギャップ
がとんでもない。分かってるんだけど、見る度に愕然。
Production I.G.のいい仕事ぶりがより際立つ番組編成
となっている。
しかし、2002〜3年製作のアニメなんだけど、7年後の今見ても、
金の掛かった、水準の高いアニメ
だよね。作画はもちろん、声優陣も、音作りも豪華だ。
作り込まれた世界観
が凄いな、といつも思う。少佐もいいけど、タチコマ(コミックスだとフチコマ)がまたいいんだよね。タチコマの作画は相当気合いが入っている。声優は玉川紗己子が一人で奮闘。
コミックスの方は、士郎正宗が
攻殻機動隊 1.5
の中で
もう攻殻はやらない
とはっきり宣言しているので、これ以上拡張はないのだが、途中から不定期連載のヤングマガジンを追っかけた身とすると、単行本化されるまでが長かった。
コミックスにしてもアニメにしても
攻殻機動隊は、コンピュータによる作画の進化とともにあった作品
という印象が強い。
2009年、攻殻機動隊のパラレルワールドでは、とっくに核戦争が起きて、日本のあちこちが水没したり、吹き飛んだり、北海道が戦場となったり、アジア難民を大量に安価な労働力とて招致しようとしてたりするわけなんだけど、現実世界は、そんなこともなく過ぎている。
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コメント
攻殻機動隊の存在を知ったのが、案外遅かった私ですが、めちゃくちゃはまりました。
日本のアニメのDVDって、本当に高いですよね。
私も、買いたかったのだけど、値段を知って、こりゃ無理だわ と。
投稿: ゆぶたん | 2009-10-22 14:52
いつも拝見しております 攻殻DVDBOXですが
アマゾンUKで購入すればレートにもよりますが4~5000円で購入できます
私もガジット通信さんを参考に4000台で購入しました
http://getnews.jp/archives/4200
投稿: 通りすがりです | 2009-10-23 09:54