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2009-11-13

「マスコミたらい回し」とは?(その149)「大淀病院産婦死亡事例」で頭部CTは必須だったと煽った毎日新聞奈良支局の高瀬浩平記者 新型インフルエンザ絶賛流行中で混雑している夜間に熱もないのに頭痛で受診 CTで蓄膿症と判明

どちらの病院の先生かは存じませんが
 夜間に頭痛で受診してきた毎日新聞記者にCTまで掛けて丁寧にムンテラ
されたようで、お疲れさまでございます。てか昼間に行けよ、高瀬浩平記者。
 毎日新聞奈良支局を始めとするマスコミの総攻撃によって奈良の医療は崩壊しまくり
なんだぞ。わざわざ
 夜間に病院を受診、しかもCT検査までする
って、予約を取って昼間にCT検査が普通なわたしのような一般人からみると実に不思議だ。わたしが掛かっているのは天理よろづ相談所病院憩の家で、奈良県内ではトップクラスの病院だが、こんなにすぐにはCT撮らないよ。

それとも
 毎日新聞関係者と言えば頭部CTは必須
という裏マニュアルでも出来たのかな。
 大淀病院産婦死亡事例
では
 頭部CTさえ撮っていれば助かった
と、
 まるでCTが脳疾患を治療するような主張
を初報からしていたのが、毎日新聞だったな。
 2006-10-17「マスコミたらい回し」とは? 医療現場で起きていること
しかも上記記事内の初報は
 事実誤認
を含んでいるのだが、まるで訂正されてないのである。
CTの危険性については以下に。
 2007-12-19「マスコミたらい回し」とは?(その113)CTは死のトンネル→訂正と追記があります

で、高瀬浩平記者ってこの人である。
 2008-02-04 興福寺追儺会@2/3 青鬼の中の人は毎日新聞奈良支局の高瀬浩平記者

さて
 夜間診療でCTを取ってもらったら、蓄膿症だった
という高瀬浩平記者の自慢げな記事はこちら。


鹿笛:ある夜、頭が重く、少し痛みもあったので内科を受診しようと… /奈良

 ある夜、頭が重く、少し痛みもあったので内科を受診しようと病院へ行った。新型インフルエンザを疑ったが、熱は高くなく、頭部のCT(コンピューター断層撮影)検査をすることになった。

 円形の大きな装置がついたベッドで横になり、あっという間に検査は終わった。「脳の病気だろうか」と心配だったが、鼻の近くの空洞が炎症を起こし、うみがたまる蓄のう症だろうと診断された。今は耳鼻科に通い、抗生物質などを飲んでいる。

 医師は「白く濁って見えるのが、うみです。原因が分かれば安心でしょう」とCTの画像を指さしながら説明してくれた。十分な説明があってこそ、医師を信頼できると思った。(高瀬)
毎日新聞 2009年11月12日 地方版

蓄膿症の診断にこれだけ医療資源を投入して診断せざるを得ないほど、
 奈良の医療はマスコミに追い詰められている
ってことですかね。高瀬浩平記者は
 さすが、新聞記者は扱いが違う
と満足しているようだが、この
 CT検査とムンテラ
のせいで
 夜間本当に緊急の重病で受診していた他の患者さんの診察時間を削っている
点については、まったく思いも寄らないんだろう。
いや〜
 相変わらず飛ばしていますな、毎日新聞奈良支局
は。

しかし
 蓄膿症にこれだけの濃厚な検査と十分なムンテラがないと満足しない
のが
 マスコミ人
なのであれば、新型インフルエンザ流行の昨今、マスコミ関係者は、そろそろあちこちで医療資源を食いつぶす勢いなんじゃないのか。こうした
 声の大きい軽症の患者
の蔭に
 無言で順番を待っている重症の患者さん達
がいるわけなんだがな。もし
 軽症のマスコミ人の診察を優先したせいで、重症者が命に関わる状況になった
としても
 原因を作ったマスコミ人は、病院を責めることはあっても、軽症で夜間掛かった自分の「落ち度」は隠蔽
するだろう。

マスコミ人は
 給料が高いのが自慢
のようだから、
 夜間や休日等に軽症で受診した場合は、自由診療扱い
でもいいんじゃないのか。それくらいの扱いをしても罰は当たるまい。

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コメント

受け入れ拒否:7病院、受け入れず 人工透析の男性、3日後死亡--奈良
http://s01.megalodon.jp/2009-1113-1638-28/mainichi.jp/select/science/news/20091113dde041040028000c.html

岡奈津希さんも忘れないであげて。

投稿: 0x4E71 | 2009-11-13 17:38

それは、診察した医師がwalk in SAHを否定したかったのではないかと思います。歩いてやってくるくも膜下血腫の患者は時折みられ、しかも典型的な強い頭痛ではなく、どことなくふわふわするとか軽い頭痛とかという曖昧な症状を訴えることもしばしばあります。
こういうとき、CTがすぐ使えるなら、使っておいた方が無難ですし、CTを撮らず帰して、病状が進行して後遺症が残った場合、患者が新聞記者でなくても裁判で負ける確率が高いだろうと思います。
結果だけを見れば蓄膿症ですが、熱がないのに頭が重く頭痛がして、わざわざ救急受診をする患者というのは、医師側から見れば「地雷が(重症が)埋まっているような」患者です。
 
 とはいえ、新聞記者が不適切な受診をして、医療資源を濫用し、そのことを反省するそぶりもなく記事にすることについては、BLOG主様の指摘するとおりだと思います。
 中で働いている人もやっぱり毎日新聞クオリティなんですねということで。

投稿: ドロッポ小児科 | 2009-11-13 18:59

 先日あるドクターと話したときのこと

 夜間に足が痛いと患者さんがやってきたんだそうです。
 骨が折れているかも知れんから診てくれろって。
 そのドクターははいはいと、放射線技師を呼び出して写真を撮らせ、炎症所見も調べないとといって採血して検査技師に検査させたんだそうです。
 で結果が出たところで患者が、どうでしたってきいたところドクターは
 「私専門でないからわかりません。明日整形外科を受診してください」って答えたんだそうな。

 そのドクターは弁解がましく私に言いました。
 「だって、夜中に僕一人が不孝になるなんて、不公平でしょう。」

投稿: とおりすがりの石ですが | 2009-11-13 21:44

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