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2010-01-29

iPadで義務教育の教科書を 弱視や手に障碍のある生徒も同じ教科書を使える利点 iPadによい「日本語読み上げソフト」を

昨夜、1時間30分あまりにわたる、JobsのiPad keynote podcastを見た。Appleファンは、なんだかんだ言っても
 Jobsの卓越したプレゼン
を見たいのだと思う。1984年のMacintoshのプレゼンもそうだけど、
 世界で一番プレゼンの上手い男がJobs
だと思う。どうしたらスタイリッシュに、
 持ったら楽しくなると思えるハードやソフトを世界に公開する
か、ということに、Jobsは賭けてきたし、実際、そう思わせてきた。

Jobsのこれまでのkeynotesの一部はAppleがpodcastで配信している。
iTune storeでも無料で配信している。
一回見るだけでイイなら、Appleのサイトから見ればいいし、Jobsのプレゼンを保存しておきたいなら、iTunes storeから落とせばいい。1Gくらいあったけどね。

少なくとも、
 kindleはどうするよ
という出来だ。プレゼンの中でJobsはkindleを紹介し、電子出版の先駆者として讃えていたけど、ハードの出来としては、iPadの方が格段に上だ。もっとも
 ただのでかいiPod touchじゃん
というヒトもいるだろう。
 マルチタスクじゃないのがサイテー
と言ってるヒトもいる。ま、
 電子書見台
というのがiPadの一番の用途だから、横で辞書ぐらい引けた方がいいとは思うけどね。

ところで、このiPadに刺激されて、未来を見ている人達もたくさんいる。
古川亨さんは、
 iPad100本ノック(になるのか、まだ微妙だけど)のアイデア出し
をtwitterでずっとやっている。ここね。さっき見たときは
 iPadアプリ83
まで行った所だった。

音楽への応用では、こんな素晴らしいアイデアが。
PadScore(仮称)
plusaddさんのアイデアが現在#padscoreでいろいろつぶやかれている模様。

で。
わたしの考えた
 iPadの利用法
はずばり
 教科書の電子化
だ。特に
 弱視生徒のために、iPadを教科書のプラットフォームに採用
してほしい、と思う。わたしは幸いに近距離視力(30cmの距離からはかる)があるので、拡大教科書のお世話にならなくて済んだのだが、弱視の生徒たちの中には、近距離視力も低い子ども達がいる。彼らは、文字や図表を拡大して書き直した
 拡大教科書
のお世話になっている。
ただ、問題は
 拡大教科書は嵩張る
という点だ。物理的に拡大しているからそうなってしまう。

だったら、
 最初から電子化教科書を
と思う。拡大・縮小も、ページめくりも楽なのが電子教科書だ。
弱視の生徒たちだけでなく、手などの運動機能に障碍がある子ども達にも
 電子教科書
は、一つの回答になるだろう。そのままタッチしてページをめくるのが難しかったとしても、他のデバイスを併用することで、そうした子ども達も、自由に教科書を読むことが出来るようになる。

もう一つ、
 iPadに、よい、日本語読み上げソフト
が供給されることを望む。日本語読み上げは漢字の読み方が一意に定まらないために難しいのだが、もし、教科書に採用されるとするなら、
 正しく教科書を読めるソフト
でないと困ってしまう。
 電子教科書と正確な日本語読み上げソフト
は、日本の学校の風景を一変させてしまうかも知れない。障碍のある子に便利なデバイスは、健常な子ども達にとっても役に立つ。その内
 学校には、電子教科書
というのが常識になるかも知れない。重い教科書を登下校で持ち歩くのではなく、デバイスを必要な場所に置いて、その都度電子化教科書を開く、という形態になっていくのではないか。
電子教科書なら
 音声も画像も動画も入れられる
わけで、授業の楽しさは更に拡がるし、理解を深めるのにも役立つ。

Jobsの示した
 iPad最低価格$499
は、教育現場でiPadが教科書表示デバイスとして利用可能な価格提示だと思う。

文字の拡大可能な書籍、という観点からすると
 年を取ると活字を読むのが辛い高齢者
にとっても、iPadは福音だ。
 知的欲求が高いのに、身体的制限で読書を諦めている高齢者層の書籍販売の需要掘り起こし
をすることになる。果たして日本の出版社が、
 紙の書籍第一主義
から抜け出せるかどうか。5万円前後で、楽に読める本が出来るなら、たぶんこれからの高齢者はこの手のデバイスを買ってくれるはずだ。当然
 本(コンテンツ)も買ってくれる
だろう。

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コメント

「障碍のある生徒向け教科書をiPadに」

これほどシビれる提案を近年聞いたことがありません。

投稿: ちょ | 2010-01-29 12:21

 教室では電子黒板より役立つかもしれませんね。「集団」と「個人」が両立しますから。
 私が親に買ってやるとしたら、まずは老眼と白内障に負けない「本」としてですが、つぎはデジタル・フォト・フレームがわりかな。こちらから孫の写真をネット経由で送り込めたら、喜ばれそうです。

投稿: おかだ | 2010-01-29 18:02

iPhoneにはVoiceOver機能がありまして日本語読み上げにも対応しています。基本的にiPadは同じOSですのでそのまま使える可能性も高いと思います。教育に使えるように正確にするには、もう一工夫必要でしょうけど。

http://www.youtube.com/watch?v=mkqIAf2RGlc

投稿: たすけ | 2010-01-30 23:15

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