小沢一郎の仏頂面
幹事長の辞任はしない、検察と闘う、と言う小沢一郎は、
仏頂面のショット
を撮られることが多くなった。自民党時代の小沢一郎を知っていれば
珍しくない表情
である。
仏頂面時代の小沢一郎を知っているヒトであれば、昨今の
新手のマネーロンダリングか否かが争点になっている「四億円」問題
は、小沢一郎の過去と同じ文脈で読めるわけで、
ああ、やっぱりそっちに行くか
という話になる。見所は
田中角栄・金丸信と検察にやられたエライ政治家達を身近で見ていた小沢一郎が、「新機軸」で検察の追及を逃れられるかどうか
にある。
ところが、
笑うようになった小沢一郎
しか知らないヒトだと、たぶん、あの仏頂面はなんだ、ってことになるんだろうな。
個人的には
笑う小沢一郎の方が薄気味悪い
んだけどね。本心で笑っているわけではあるまい。実際
笑うようになった小沢一郎
は、最初はもっとぎこちなかった。
小沢一郎の本質は仏頂面の方にある。
産経や読売が
小沢一郎の人遣いの荒さ
を一昨日から書き立ててるけど、仏頂面時代の小沢一郎であれば、記事にしたところで
これくらい当たり前じゃん、あんな悪人面なんだから
と、読み捨てられるのが落ちだった。わざわざ記事になるってことは
笑う小沢一郎にダマされているヒトが増えている
ってことなんだろう。
一応、貼っておく。
昨日付の読売。
石川議員「親分の言うことは絶対」
産経の1/16〜今日までの3回連載。
【剛腕の威光】(1)「先生の指示で金運ぶ」 小沢氏の“金庫番”、石川容疑者
【剛腕の威光】(2)うちわで“師をあおぐ”秘書たち
【剛腕の威光】(3)「深沢銀行」カネの力で権勢伸ばす
ところで、最後にリンクを貼った産経の記事は、
「『深沢銀行』には10億円くらいの現金があるんだよな」
逮捕された衆院議員、石川知裕(36)は、民主党幹事長の小沢一郎(67)の私設秘書当時の情景を、周囲にこう吹聴していたという。
「深沢銀行」。それは小沢の自宅がある「世田谷区深沢」から名付けられた隠語で、小沢が個人的に管理しているといわれる巨額の資金を指す際、秘書らの間で用いられていた言葉だという。現金が必要な際に、必要な額がいつでも引き出せることから「銀行」と称され、政治資金収支報告書には記載されないカネを指すと指摘される。
小沢の元秘書は産経新聞の取材にこう話す。
「自宅の食堂の奥に、小沢先生と家族以外は誰も入れない『書斎』がある」
「誰も見たことはないが、その書斎の中に隠し金庫があり、ガバッと現金があると聞いている」
(以下略)
と、派手に飛ばしてます。
| 固定リンク
コメント