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2010-02-01

『東方學』119號

今日郵便受けに入っていた。ざっと目を通したのは次の論文。
 谷口洋 賦に自序をつけることー両漢の交における「作者」のめざめ
 田中智行 『金瓶梅』第三十九回の構成
 宮崎展昌 『阿闍世王經』と『六度集經』第86經における「燃燈佛授記」の記述
谷口論文は、谷口氏が卒論以来取り組んでいる漢賦の問題を、「自序」と「作者」意識という文学史的な観点で掘り下げたもの。これまでの関連する論考を集めて読まないと、ちょっとわかりにくい部分があるので、久しぶりに論文を拾いに行く予定。しかし、ちょっと谷口氏の文体が変わったような印象を受ける。

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