« 朝青龍引退 初場所千秋楽のデスブログは? | トップページ | プリウスブレーキ問題(その3)やっと創業家出身の豊田章男社長が会見→アメリカでの報道の一例 »

2010-02-05

プリウスブレーキ問題(その2)結局リコールへ

昨日の会見の
 ユーザ不在ぶり
は、恐らくプリウスオーナーの不安をかき立てたことだろう。
トヨタは
 結局、日米でリコールする模様
だ。日経より。


トヨタ、「プリウス」日米でリコール ブレーキ無償改修

 トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」のブレーキに不具合が発生した問題で、同社は日米でリコール(回収・無償修理)を実施する方針を決めた。対象台数は日米で27万台規模となり、近く国土交通省と米運輸省に届け出る。プリウスを巡っては特定の条件下でブレーキが利きにくくなるとして多くの苦情が寄せられており、原因となった制御ソフトを修正する。同社はプリウス以外のハイブリッド車に不具合が発生していないかを調査中で、対象が広がる可能性もある。
 トヨタの豊田章男社長は4日、ラフード米運輸長官と電話協議した。同長官は「安全対策を最優先する」という確約を得たという。トヨタはブレーキ不具合は構造上の欠陥ではないとの姿勢だったが、品質問題への対応が後手に回っていると日米で批判が強まっていた。同日には米運輸省がブレーキ不具合で正式な調査に入ると発表。問題が長期化した場合の業績や企業イメージへの影響などを総合的に判断し、リコールに踏み切る。 (05:08)

つか、遅いよ、トヨタ。
リコール前に、
 アメリカで雪道や凍結路でブレーキの不具合が原因で死亡事故発生
となったら、プリウスは二度と浮かび上がれなくなるかも知れない。

ハワイ在住の知人によれば
 アメリカでは連日、アクセル不具合による衝突映像をしつこいくらいに繰り返し流している
そうで、こうした
 アメリカのマスメディアによる、トヨタ車のネガティブキャンペーン
は、アメリカの消費者にダイレクトに影響する。
そこへ
 エコの旗手「プリウス」のリコール
が来るのだから、より強烈なトヨタバッシングが発生するだろう。
日本では、トヨタはメディアの大広告主だが、アメリカでは、日本ほどのシェアを誇っているわけではないだろう。そうでなくても、
 GMのChapter11申請
は、車大国のアメリカ国民には大変なショックだったわけで、
 GMを引きずり下ろしたトヨタに対する「愛国的反感」
が底流にある。そうした不満が燻っていたところへ
 大量リコールに更なる「エコ車のリコール」が重なる
わけで、
 トヨタの信用は地に墜ちた
状態だ。ドライバーの安全を護らなくてはならない自動車が、安全面で信用を失えば、販売数は雪崩を打って落ち込むだろう。

少子高齢化かつ35歳の年収が10年前と比べて200万円減収になっている日本では、
 車を買いたい人口そのものが減少する上に、車を必要とするはずの年代の年収が車を購入・維持できない水準に落ち込んでいる
わけで、今後トヨタ車の国内需要の伸びは見込めない。

そういう時期だからこそ
 顧客の安全を第一とする、迅速な対応
が求められていたのに、トヨタの意志決定はあまりにも遅かった。

|

« 朝青龍引退 初場所千秋楽のデスブログは? | トップページ | プリウスブレーキ問題(その3)やっと創業家出身の豊田章男社長が会見→アメリカでの報道の一例 »

コメント

僕は89年型のクルマをまだ乗っています。
社会人になってから買ったクルマは、イタリアのこれ1台(笑)。
多分、残りの人生であと1台だと思いますが、国産は買わないでしょう。

投稿: ttanabe | 2010-02-05 12:02

タイでハイブリッド・カムリに乗らされてます。
従業員が新物好きで車を代えちゃったんで、、、
こっちじゃ、プリウスの記事について、誰も知らないな。
それに、ABSが作動するスリップしやすい運転環境なんか無いしなー。
それで、不器用な白物人種のハンドル捌きを見てみたいだけです。
そんな風に思えるんだよな。
それで、ABSブレーキを雪道で利かせた体験って、みんな、知っているのかしら、、、
効いた瞬間ってショックを感じるはずで驚くし、おれは運転下手だって自省するはだよなー、それが日本人。
むしろ、ABSを効かせるような運転をする輩が危険なので、車には触らせない方が無難でしょう。
すべて、マシーンに頼りきりになって、自らの運転技術の見極めも出来ないとなると、トヨタさんもかの地の豚でも市場は営業を改めないとダメかもしれません。

投稿: ぐりぐりももんが | 2010-02-06 09:57

>むしろ、ABSを効かせるような運転をする輩が危険なので、車には触らせない方が無難でしょう。
スパイクタイヤが無くなってからというものどこもツルツル路面で、スピードが出てなくてもABSは働きますよ。
ABS自体、その名前どおりタイヤをロックさせずにハンドル操作を可能にする技術なワケで、最近はABSにも慣れてABSを効かせたままカーブを曲がるという技術も一般的になってきたんじゃないかと思いますよ。
ま、あまり良い気分はしませんが。

投稿: AGGY | 2010-02-08 17:53

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109312/47482806

この記事へのトラックバック一覧です: プリウスブレーキ問題(その2)結局リコールへ:

»  トヨタのプリウスがブレーキ不具合でリコール。 [【IN-A-TRANZ ウェブデザイン事務所 】金沢, ホームページ, 制作, 作成, SEO対策, インナトランス BLOGです - Weblog ]
リカルドのガールフレンドが運転するプリウスで ティファナからエンセナーダに向かいドライブ中の1シーン。 まさか、トヨタがUSでここまで失墜するとは夢にも 思いませんでした。アメリカ人のトヨタ、特にレクサスに 対する信奉は日本人の私には行き過ぎ感を常々感じていたので 一気にトヨタに対する信頼度が崩壊していくのには驚きです。 過剰なマスコミのプリウス報道にも一因がある様に思えますが USに居て感じるのは日本車、特にトヨタの信頼性はNo.1と 思い込んでいた人達が、今回プリウスのトヨタの対応に対し ... [続きを読む]

受信: 2010-02-06 12:13

« 朝青龍引退 初場所千秋楽のデスブログは? | トップページ | プリウスブレーキ問題(その3)やっと創業家出身の豊田章男社長が会見→アメリカでの報道の一例 »