香港は春節期間中の大バーゲン
銅鑼湾には
そごう
がある。そごうは
大安売り!
の垂れ幕だらけ。ビルの外にも、店内にも、垂れ幕がぶら下がり、至る所で大安売りをやっている。
正価勝負のデパートがそれなら
本屋も大安売り
で、ホテルの近所にある三聯書店に行ったら
学術書の大安売りコーナー
が作られていた。大安売りの上に
さらに1割引き
なので、すごい値段になってる本がある。もう相当荒らされた後だったのだが、残り福はあった。
昔から
中国になくなった本は、三聯に行けばある
とは言われてたんだけど、それでも見つからない本もあって、悲しい思いをしている。
三聯書店もそうなんだけど
一定の額を買うと、優待会員になるシステム
になっていて、三聯は随分前から
500HKD以上買うと割引価格で買える優待会員カードをくれる
のである。これは旧正月が変わり目なので、この間から
虎カード
に切り替わった。500HKD以上買えばカードをくれて、なおかつ
その時の買い物も優待割引
をしてくれる。
大体、カードをくれても、次の春節までの間に香港に行くことがなかったから、テンポラリカード扱いになっちゃっている。前貰ったのは、馬カードだったな。8年前か。
今日のレジはベテランのおばさまで、いきなり広東語で何か言われたので、
すいません、広東語ができないんです
と北京語で謝ったら、北京語で
ここに電話番号書いてね
と言い直してくれた。
三聯の専門史の棚に
書林清話
があったんだけど、
横組み簡体字
で、甚だ興を殺がれた。てか、『書林清話』は、横組み簡体字が似合わない書物だろうに。勘弁してよ。
今回、購入した、三聯の不良在庫一掃セールの餌食となっていた学術書は次の3冊。
・李浩 唐代園林別業考録 上海古籍出版社(精装)
これはたぶん平装本を持ってるけど、誰か欲しい人がいそうだから拾ってきた。23HKDで文字通りのたたき売り。
・張光裕・黄徳寛主編 古文字学論稾 安徽大学出版社
たたき売り価格でちょうど大陸の値段と同じ。
・武漢大学簡帛研究中心 簡帛 第三輯 上海古籍出版社
第三輯しかなかった。これもたたき売り価格で大陸とほぼ同じ値段に。
三聯は他にも支店があるので、また覗いてこよっと。
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