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2010-03-26

2010フィギュアスケート世界選手権 祝!高橋大輔優勝! 果敢に4Fに挑戦して掴んだ勝利 フジ系列で本日15:57〜16:53「世界フィギュアスケート選手権2010男子フリー ハイライト」緊急放映

というわけで、高橋大輔、おめでとう! 4Fは回転不足を取られて、認定はならなかったけれども、4Fを飛んだ瞬間、鳥肌が立った。今日は朝からイイものを見せて貰った。

フジ系列が高橋の優勝を受けて、急遽番組変更、
 15:57〜16:53「世界フィギュアスケート選手権2010男子フリー ハイライト」
を放映する。今朝生放送を見られなかったヒトで、時間が合うヒトは是非。

今日の競技についての感想は後ほど。

(3/27 2:04)
女子SPが激しくトンでもないことになっていて、動揺。落ち着いたら、高橋優勝の感想を書きます。
フジ、どうするの? これを夜7時まで引っ張るわけ???

(3/27 10:15)
スポーツは進化してこそ価値がある。
高橋大輔が回転不足を取られ、認定されなかったとはいえ
 史上初の4Fに挑んだ
ことは大いに讃えられていい。

昨シーズン、右膝十字靭帯断裂で五輪前の大切な時期をまるまる棒に振るだけでなく、手術とリハビリの日々を送った高橋は、ゼロからの出発どころか、
 マイナスからの出発
を余儀なくされた。
実を言えば、トリノ五輪の頃から故障するまでの高橋大輔は、あまり好きな選手ではなかった。才能はあったけれども、それを生かし切ってないような、そんな感じを受けていた。
アスリート生命を絶たれかねない故障を経て、高橋は変わった。
そして、高橋にとって挑戦すべきだったのは
 ケガをする前の自分に出来ていたことをもう一度出来る身体に戻す
ことであり、その一つの目標が
 4回転ジャンプを試合で成功させる
ことだった。

バンクーバー五輪で、高橋は4Tに挑み転倒、しかしその後は見事にリカバーし、ライサチェック、プルシェンコに次ぐ3位で表彰台に上がった。
プルシェンコが巻き起こした
 男子は4回転なしなんてあり得ない
という風は、高橋を奮い立たせていた。ともかくも4回転を成功させたい。

ライサチェックが回避し、故障でプルシェンコにはドクターストップがかかり、五輪メダリストでただ一人高橋は世界選手権に臨むことになる。高橋の目標はただ一つ
 試合で4回転を決める
そのことに掛かっていた。

SPの高橋は、ゆったり滑っているように見えた。五輪で表彰台に上るという一つの目的を達成した後の余裕だったのか、それとも本人が言うように、
 いま一つ
だったからなのか。それでも高橋は楽しそうに滑っていた。SPでは、少数ではあったけれども、4回転を成功させる選手がいた。すでに
 男子は4回転を入れて当然
という雰囲気が生まれている。プルシェンコの復帰は、ムダではなかった。

昨日早朝に行われたフリー。
滑走順が早い選手でも、果敢に4回転に挑む選手がいる。もちろん、成功して得られる得点よりも、転倒して失うリスクの方が高い。それでも、4回転ジャンプは
 フリーでは入れるべき要素
として、カウントされていた。

初めての五輪で4Tを成功させた小塚崇彦は、今回も4Tを飛ぼうとして失敗、その後の3Aのコンボも失敗してしまう。
 4回転を練習で成功していたので、失敗したときのリカバーを考えていなかった
と、試合後、小塚は語っていたが、この辺りが
 五輪のフリーで4回転を失敗しても、リカバー出来るような練習を重ねていた高橋との違い
だろう。点数は伸びず、せっかくSPで得た4位の点数をフリーは12位と落として、五輪より悪い10位で世界選手権を終えた。
小塚の次は、4回転を武器に闘っていたジュベールだ。ジュベールは五輪で惨敗、今回の世界選手権には期するところがあった。
フリーの最初の二つのジャンプは
 4T
 4T-2T
と4回転ジャンプを2つ揃えてきた。後半やはり2本の4回転が負担になったか、疲れが見えたのは残念だった。
クワドレスのパトリック・チャンは無難にまとめて、点数はジュベールを超えた。3Aが最高のパトリック・チャンが、技術点では4回転を2回入れたジュベールを4点以上上回るのが、いまの採点方式である。

高橋は、まだ誰も成功させていない
 4F
に果敢に挑戦した。踏切直前に氷を削る音がしたのは、
 ちょっとつまづいたから
だったそうで、その結果、残念ながら
 回転不足
となってしまったが、この挑戦は素晴らしい。このジャンプを降りた後の演技は大きく、のびのびとしていてキレがあった。難しいステップを軽々と踏み、スピンも高いレベルを維持、最高の評価を得た。後半に飛んだ3Lzでエッジのエラーを取られたくらいで、ほぼミスのない演技。スパイラルでは、見る者が引き込まれる、よい笑顔で滑っていた。
プログラムが
 フェリーニの「道」
であったことも、地元イタリアの観客に大いにアピールしたのだろう、終わると同時にスタンディングオベーションで高橋の演技を讃えてくれていた。

通路に戻る高橋が、あっと声を上げて抱きついた相手は
 「道」の振付をしたカメレンゴ
だった。本来は靱帯断裂で滑れなかった昨シーズン用のプログラムだったという。不慮のケガで延期されたプログラムが、「道」の地元、イタリアでの大会の最終滑走で演じられたのだ。まさに
 トリノのために取って置いたようなプログラム
であり、高橋の演技はその要求を十分以上に満たしていた。

今シーズンの高橋のプログラムは、SP"eye"も、フリーの「道」も、どちらも名プログラムとしていつまでも記憶に残るだろう。

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