3.1独立運動記念日に連動した2ちゃんねるサイバー攻撃(その6)2つの社説 韓国中央日報と毎日新聞
韓国メディアが事前に報道することで
却って煽った結果
になった、2ちゃんねるサーバへのサイバー攻撃の件だが、中央日報はこういう
斜め上の社説
を昨日日本語版webに掲載した。中央日報は韓国の三大紙の一つ。
てかさ〜、
日韓友好って永遠にないかも知れない
と思わせる意味ではステキな社説。
【社説】日本ネチズンの行きすぎた行動…勝った私たちが負けよう抗日独立運動を称える3・1節に韓国ネチズンたちが日本のホームページに大々的なサイバーテロを敢行した。攻撃対象になった先は日本内嫌韓世論の拡散地である「2ちゃんねる」だ。ネチズンたちはリセットボタン(F5)を連続して押すなどの方法で、数十分以内にこのサイトの掲示板大部分をまひさせてしまったという。怒った日本のネットユーザーが韓国の民間サイバー外交使節団であるバンクと青瓦台ホームページを反撃したことから、これらサイトがアクセス不能状態になった。
韓日間にサイバー戦争が勃発したのは昨日や今日のことではない。独島(トクト、日本名:竹島)領有権、教科書歪曲など敏感なイシューが出る度に、両国のインターネット掲示板は相対国を誹謗する文で騒々しかった。そんな掲示物が発端となってホームページ攻撃をするケースもたくさんある。今回の3・1節サイバー戦争も2ちゃんねるにキム・ヨナ選手の金メダル獲得とロシア留学中に殺害された韓国学生に対してひどい悪意的文が掲載されたのがきっかけになった。これに激怒した韓国ネチズンたちがあるポータルにコミュニティまで結成し、D-DAYと攻撃法などを広く知らせると数万人が参加したというのだ。
もちろん日本のネチズンたちの文の内容がいただけないのは事実だ。限りなく幼稚だ。それでもサイバーテロで対応したからと正当化されるわけではない。厳密に言えばDDoS攻撃に違いない犯罪行為というのが専門家たちの指摘だ。釈然としない判定で韓国女子ショートトラックチームの金メダルを剥奪したジェームズ・ヒューイッシュ審判の住所、電子メール、電話番号などプライベートな情報をインターネットに漏出させたことも同じだ。彼がいくら憎いと言っても他人のプライベート生活を侵害するのは明白な過ちだ。
バンクーバー冬季五輪で韓国選手団は韓国若者たちの情熱と意気を世界に広く知らせた。誇らしい彼らだけに私たちのネチズンたちも大らかになろう。ノー金メダルの悲しみが大きいから日本のネチズンたちがあのように出てくるのだ。その審査を理解して寛大に対応しよう。キム・ヨナ選手のニックネームである「大人輩」のように。稚拙なけんかに正面から対抗すれば、私たちもまったく同じになる。時に負けることが勝つことだ。
えええええええええ。日本人は
金メダルが一つも取れなかったから韓国を攻撃する
んだって。どういう論理だ?
さて、こちらは日本の三大紙の一つ毎日新聞の今朝の社説。
社説:ネット攻撃 残念ですまない問題も韓国のネット利用者による攻撃で、日本のネット掲示板「2ちゃんねる」に接続しづらい状態が続いた。日本の支配下で起きた独立運動の記念日の3月1日に起こったが、その影響は、「2ちゃんねる」と同じシステムを利用している別のユーザーにも及んだという。
経過はこうだ。バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得した韓国の金妍児(キム・ヨナ)選手を中傷するなどの書き込みが「2ちゃんねる」に行われた。反発した韓国のネットユーザーが、独立運動の記念日に合わせて集中的にアクセスし、掲示板がまひ状態となった。
また、これに対抗しようということなのだろう。竹島(韓国名・独島)の領有権を主張する韓国のサイトが日本から攻撃を受け、接続障害が起こったという。
こうしたネット攻撃はこれまでも繰り返されてきたが、感動を与えた冬季五輪をめぐって再びこのようなことが起こったのは、残念だ。
ネットを使った攻撃については、米検索大手のグーグルの電子メールシステムに中国から攻撃が仕掛けられたとして、米中両国の政府間の問題に発展している。中国人人権活動家に関する情報取得が目的で、高度な技術が使われ、組織的な関与がうかがえるという。
今回のネット攻撃は、グーグルのケースとは次元が異なるが、個人の行為だとして、単純に片付けるわけにいかない問題を含んでいる。
「2ちゃんねる」のサーバーは米国にあり、今回の攻撃で他の利用者も影響を受けたという点だ。
プログラムやデータを、データセンターと結んだ通信回線でやり取りするクラウドコンピューティングが広がろうとしている。パソコン本体には情報を残さないため情報流出防止策として効果があるうえ、システム構築にかかる時間が短く、運営コストも安い。
しかし、あるユーザーに対する攻撃によって、別のユーザーの業務に支障が出るのは問題だ。今回は、日韓の間の感情的なわだかまりに米国企業が巻き込まれた格好だ。
また、日本向けのサービスの多くが、米国など海外のシステムを利用しているのは、安くつくからだ。
電気料金が安いうえ空調のコストも低いところに巨大なデータセンターがつくられている。地球温暖化問題に対処するためのコスト負担を電気料金に傾斜してかけ過ぎると、ネット関連の情報産業の海外流出につながりはしないだろうか。
「2ちゃんねる」への攻撃は、こうした点についてどのように対処したらいいのかについても、私たちに問題を投げかけている。
ええと、わたしの理解が足りないようで
上記社説の日本語の意味がよくわからない
んですが。
一体何を言いたいのか、論旨不明
なんで、だれかリライトして欲しい。
ちなみに
3.1独立運動記念日に2ちゃんねるのサーバにサイバー攻撃を行う
と言う計画は、五輪とは関係なく
最初から民族の記念日である3.1に行われる予定
だった。それにいろんな要素が付け加わって
更に煽動しやすくなった
だけだ。確かに、2ちゃんねるには、
韓国に限らず、さまざまなものを対象にした悪口
が書かれている。韓国に対する悪口が今回沸騰したという風に見えるけれども
それはあくまでサイバーテロを行った側の口実
である。同様に韓国の掲示版にも中国の掲示版にも、日本国内にある留学生の掲示版にも
日本人や日本文化に対する読むに耐えない悪口はたくさん書かれている
のである。ついでにいえば
2ちゃんねるには、韓国人や中国人による(あるいはなりすましによる)、日本人に対する読むに耐えない悪口も書かれている
のだ。翻訳ソフトを使ったり、日本語教育で教える日本語のシンタックスで書かれたりして、日本語としては不自然なので、そういう書き込みはかなり目立つ。
たとえば「【五輪/ショートトラック】男子500m チャールズ・ハメリンが優勝 アポロ・アントン・オーノは2位入線も失格」スレッドに書かれた日系アメリカ人オーノ選手に対する悪口は、よく使われる「倭奴」という言葉で日系のオーノ選手の出自を貶めるだけでなく、被爆者への罵言も含んでいる。
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1267270237/88
おそらく、どの国の掲示版にも異文化や異民族、他国民に対する悪口は溢れていることだろう。ユダヤ人やロマがその対象になることは、みんなよく知っているではないか。
坊主懺悔
という言葉があるが、
〜国や〜民族との友好
があたかも
坊主懺悔と同等のやり方でできると信じているのが上の毎日新聞の社説のベース
にあるだろう。そんなことはない。たとえば、
中国人は100年経っても怨みを忘れない
のである。
自分の代で報復できなければ、子どもの代、子どもの代で報復できなければ孫の代、孫の代で報復できなければその子どもの代、ともかく機会を待って報復する
というのが、彼らの報復の哲学である。
掲示版でのそうした悪口雑言は、これまでsmall talkでなされていた普段の口ぶりが
世界中に可視化された
だけである。ただ、
ネットの上にあれば誰もが見られる
わけで、これに対して
臭いものに蓋をする
ような議論が進んだとしても、決してこうした悪口はなくならない。「学校裏サイト」同様、
見えないところでさらに陰湿に過度になる
だけのことだろう。
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コメント
日本の3大新聞は、読売・朝日・日経です
名誉毀損で刑事事件化し、”書類送付という名の書類送検”された変態侮日新聞は、メディアという虚勢を張っているだけで所詮はタブロイドです
3大新聞によるHP ”あらたにす”には
『「あらたにす」は、「新しくする」の古語です。「新s」というロゴには「新(new)+s=NEWS」の意味があり、日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞の3紙の叡智を結集し、新しいことを次々生み出していきたいという願いが込められています。』
ということで、変態やタブロイドの叡智はお呼びでないようです
投稿: Med_Law | 2010-03-05 10:53