黄砂にやられる
昨日あたりから、極めて目の粘膜の調子がよろしくない。くしゃみもやたらに出る。
暑いけど、花粉の逆襲か
と思ったら、犯人は
黄砂
のようだ。
気象庁より。5/4の黄砂。
げげ、昨日は奈良でも黄砂が観測されている。
ヒノキ科の花粉もじわじわ来るのでイヤなんだけど、さらに粒子の細かい黄砂はもっとタチが悪い。大陸から余計なお土産を連れて日本に降ってくるしな。
喉が痛いので、香港で買って帰ってきた
蜜煉川貝枇杷膏
を舐める。黒くてどろっとした甘い蜜タイプの薬だ。杏仁の香がする。中国文化圏では常備薬の類。
そもそも風邪に川貝という処方を知ったのは、初めて北京に短期留学に行ったとき。学校で大同に一泊旅行に出かけたら、ホテルの暖房が効きすぎて、部屋ががんがんに乾燥し、みんな喉をやられ風邪を引いた。こういう軽い病気の時は、薬局に行くと、問診をしてくれて、一人一人に薬を出す、というのが当時のシステムで、ホテルのすぐ横にあった大同の薬局で、初めて
蛇肝川貝液
という甘い水薬を処方された。これがまあ、驚くくらい効いた。以後、風邪に川貝液がしばらく続き、更に咳には川貝枇杷膏が効くことを知った。やがて、香港でこの川貝枇杷膏がコンビニで売られていることに気づく。それからは、川貝枇杷膏を切らしたことがない。
今回の川貝枇杷膏は、香港大学の先輩ご夫妻とご飯を食べたとき、
何か買うモノは?
と聞かれ
枇杷膏
と答えたら、看護師でもある奥様が薬局まで連れて行って、選んで下さったのだが、これがいつも買って帰るのと同じブランドだった。京都念慈菴製である。
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