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2010-06-25

W杯2010 いろんな意味で心配 北朝鮮惨敗のポルトガル戦を実況中継(その2)実況は4点目を入れたところで打ち切り 攻撃的布陣は「将軍様の指導」

変だ変だと思っていたら。
まずは生中継は0-4になった途中で打ち切られていた件。南海網が、成都晩報から転載。6/23付。
朝鮮首次直播世界杯半途而廃 0比4後信号被掐断陥(中文簡体字)

同日付のサーチナの記事。


北のポルトガル戦は4失点目で生中継を中断、試合途中で負け宣言


  21日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会G組の北朝鮮-ポルトガル戦が行われ、北朝鮮は今大会における最多失点となる0-7で大敗した。ブラジル戦での健闘を受け、北朝鮮-ポルトガル戦の様子は、北朝鮮で実況生中継にて放映されたが、ポルトガルに4点目のゴールを決められた時点で生中継が中断されていたことが分かった。中国新聞網が伝えた。

  W杯初戦、敗れはしたものの北朝鮮は優勝候補であるブラジル戦に1-2と健闘したことを受け、北朝鮮政府は21日にポルトガル戦を実況生中継することに決定した。北朝鮮の人々にとって初めての「ワールドカップ生中継」となったが、後半に4失点目を喫した時点で、実況が「試合はポルトガルが勝った。ここで生中継を中止する」と語り、中継は中断された。

  報道によれば、南アフリカで中継を担当していた朝鮮中央テレビの関係者は、「試合を生中継するべきでなかった」と後悔の言葉を残したという。

(以下略)

で、なんで
 あんな攻撃的布陣で戦ったか
というと、
 将軍様のご指導
だったそうで。6/23付産経より。


【W杯】北朝鮮の大敗は金総書記のせい? 「将軍様から戦術的助言」
2010.6.23 12:00

 【ソウル=黒田勝弘】サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でポルトガルに0-7で大敗した北朝鮮の敗因をめぐって「金正日(総書記)の作戦ミス」とする説が出ている。
 朝鮮日報などによると、北朝鮮チームのキム・ジョンフン監督はもともと守備出身で守り中心のプレーを得意としてきた。ところがポルトガル戦では点を取りにいったため守りにスキができ、大量点を許す結果になった。
 失点が重なった後もほとんど守りに入らなかったのは、常識はずれといわれている。
 こうした極端な攻撃型作戦への突然の変身は、金正日総書記から直接の指示があったためというのだ。
 情報当局筋の分析として伝えられているもので、キム監督自身、大会が始まった後、「金正日将軍様から携帯電話で戦術的助言を直接受けている」と語っている。サッカー関係者も「キム監督はもともと沈着、冷静な人物。外部からの作戦介入がなければありえない作戦ミス」と評している。
 情報当局者などは「経済難などで沈滞している国民の士気を高揚するため、サッカーでも攻撃一辺倒に出たものとみられるが、結果は大敗してしまい逆に国民はさらに意気消沈だろう」と語っている。

ええっと、それだと
 守りはともかく、点を取りに行った
理由がよおく分かるんだけどね。いつも
 将軍様の指導で、なにもかも向上してうまくいく
というシナリオなんだけど、今回はダメだったってことで。
監督がつくづく気の毒。

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コメント

先週観に行った「クロッシング」の主人公が、元サッカー選手という設定でした。
現役当時の活躍の成果かテレビを持っていて、あとから思うとあれが、すごい宝物だったんでしょうね。

投稿: 麻酔科医 | 2010-06-26 08:11

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