最近の大学生の英語@入試に英語を課さない地方国公立大の場合
以下、某地方国公立大勤務の友人から聞いた実話。
herっていっぺんも教科書に出てこなかったから、知りません(大学一年生)
驚く友人。
人称代名詞の表って、教科書になかった?
学生の答え。
見たことありません。大体、英語ないから、ここの大学受けたんで。
高校回りで聞いた英語の先生の嘆き。
単語数が少ないので、高校の入試問題を作るのが大変。
そもそも、中学でももちろん、高校でも文法をちゃんと教えないんで。
どうやら、地域によっては
五文型
とか、中学ではおろか、高校でもちゃんとやってないらしい。
以上、
入試に英語のない大学の周辺で起きていること
の一端。
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コメント
国立大学なんですか?それはすごい。
その代わり、数学とか化学とか物理とか難問なんでしょうね。。。
そうじゃないと、ただの馬(以下省略)。
投稿: yumichan | 2010-07-28 01:13
英語力の低下などはもう「織込みズミ」です。
大学1年生の英語を担当しています(専任です)が、
(1)学期末に、いままでサボっていた毎週あるオンラインテストをしていない=>させてください、と懇願にきて泣き出す学生(ちなみに男)。
(2)学期末に「宿題ってしないといけない、とは思いませんでした」と言い切る学生。
(3)授業や一斉メールで試験等の「重要」な告知をしても、自分には関係ないと思いこみ、無視する学生。
(4)必修科目のテストで自分の担当教員以外のクラスで受験する学生。理由を聞くと、「何の試験か知らずに受けたんで(ママ)」とのこと。
あー、そうですか。
私の頭の中では、山口百恵の「プレイバックパートII」が鳴りっぱなしです。
投稿: すずむし | 2010-07-28 18:55
中国旅行中にコメントした内容がSPAM扱いされていたのなら、ここにお詫び申し上げます。
(英文で書いてしまったのですが、MS-IMEが使えなかったためです)
結局のところ、これは1990年代より中堅以下私大が始めた(その後MARCHクラスにまで波及した)AO入試というのが諸悪の根源ではないでしょうか。これによって、少なくとも大学側としては学生数の確保(=学費の確保)を果たせたものの、それによって学生の質の低下を招いたことは否めないと思います。
小生、高校(附属)では文理すべての授業があった口なのですが(その成果物として、経理屋なのに化学も詳しい謎の人間が出来上がった)、もはやそういう人間も少数派なのでしょうね。
投稿: SY1698 | 2010-08-02 00:13