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2010-07-20

怒濤の研究班週間も最後に

昨日は、琢磨の大将の四十九日に顔を出し、左京区へはちょっとばかりアクセスのよろしくないリーガロイヤルからタクシーで研究班へ。小澤賢二さんの発表「中国出土竹簡情報最前線」は最後の方だけしか聞けなかったが、ハンドアウトを見ると、なんか大変なことになってますよ、中国。いいのか? 出土文物がこのところ陸続と発見・発表されるのはいいのだが
 怪しいものが混じっている
って話で、日本など海外に話が伝わる前に、いろいろあるっぽいですな。

北大中哲の大野裕司さんの発表「出土術数文献による思想史研究」は、up-to-dateな中国の研究状況をしっかり押さえ、自論を展開された博論のエッセンス。博士論文の序の部分には、すばらしいことに
 これまでの出土簡牘の解題
がついている。こうした手間を惜しまない研究者は大成すると思う。

今日はこれから
 湖南大学岳麓書院が購入した秦簡についての、岳麓書院副院長の講演
を、大阪まで聞きに行く。内容はこちら。(PDF)
http://www.osaka-sandai.ac.jp/upcontent/sanken/20100506-12.pdf
東京では7/17に同内容の講演が行われている。

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