« 尾崎雄二郎『中國語音韻史の研究』創文社 1980 | トップページ | 機密費と政治部記者 »

2010-08-13

ホメオパシーを標榜する助産院でビタミンK欠乏によって起こる頭蓋内出血予防のために医学的に効果が実証されているビタミンK2シロップを不投与 代わりに「レメディ(毒入り砂糖玉)」の超希釈液を与え新生児が頭蓋内出血死(その9)なぜかNATROM先生が毎日新聞の石戸記者に褒められている件

孔明の罠?

朝日新聞医療サイト「アピタル」のtwitterアカウント経由。


http://twitter.com/asahi_apital/status/21050740803

朝日新聞のホメオパシー報道が、毎日新聞岡山版のコラムで紹介されました。普段はもちろん毎日新聞は競争相手なわけですが、うれしいですね。このコラムは、次世代の新聞について鋭い指摘をしていると思います。

というわけで元記事はこちら。


きび談語:朝日新聞の長野剛記者がホメオパシーという… /岡山

 朝日新聞の長野剛記者がホメオパシーという代替医療行為について、科学ベースの批判記事を書き続けている。すごい仕事で尊敬している。ただ忘れてはいけないのは、インターネットではかなり以前からこうした批判が出ていたことだ▲例えば「NATROMの日記」を読んでほしい。ネット上には良質な専門的知識がそこかしこに点在している。私は、記者の取材力と読者の専門知を結びつけることが次世代の新聞に必要だと思う。長野さんの記事に『次』を考えるヒントがある。【石戸諭】

で、
 石戸記者あるいは毎日新聞は「ホメオパシー」批判記事を書くのか
ってのを聞いてみたいですな。

というわけでNATROM先生、毎日新聞の石戸記者がホメてますよ〜。
 ネット上には良質な専門的知識がそこかしこに点在
だそうです。

|

« 尾崎雄二郎『中國語音韻史の研究』創文社 1980 | トップページ | 機密費と政治部記者 »

コメント

アトピーの治療に対する非ステロイド療法であるとか
ホメオパシーといったものって
ガソリンやエンジンオイルに添加すれば燃費の向上する何かにとっても似ている気がします。

それほど有効なら訴える相手は個々の患者さんでは無く医学はもちろん薬学や生物学の学会、
さらには厚生労働省ではないですかね?

投稿: GaK | 2010-08-15 04:13

>ガソリンやエンジンオイルに添加すれば燃費の向上する何かにとっても似ている気がします。

添加剤のようなケミカルグッズであれば、燃費がいくらかは向上する可能性はあると思います。
この場合、ホメオパシーと対比すべきなのは、エンジンに貼り付ければ燃費が向上すると謳っている「S●V」のようなオカルトグッズでしょう。

投稿: エディ | 2010-08-19 02:58

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホメオパシーを標榜する助産院でビタミンK欠乏によって起こる頭蓋内出血予防のために医学的に効果が実証されているビタミンK2シロップを不投与 代わりに「レメディ(毒入り砂糖玉)」の超希釈液を与え新生児が頭蓋内出血死(その9)なぜかNATROM先生が毎日新聞の石戸記者に褒められている件:

« 尾崎雄二郎『中國語音韻史の研究』創文社 1980 | トップページ | 機密費と政治部記者 »