機密費と政治部記者
NHKの解説委員だった影山日出夫さんが局内で自殺を図り、翌日亡くなった。合掌。
ところで、この件についてネットでは
機密費がらみで「消された」んじゃないの?
なんて陰謀説が出てるんだけど、政治のプロの友人は、こんな一言を。
影山さんは死ななきゃならないほど「巨額の機密費」を貰っていたとは考えにくい
そうで。ネットで噂されるほどの
長期間、官邸付ではなかった
ってことらしいね。で、更に、
大体、そんなことで死ぬなら、日本中の政治部記者は全員死ななきゃならない
そうだとか。
国民が思う以上に
各メディアの政治部記者は官邸から機密費をたんまり貰っている
ってことらしいですな。
今回、機密費絡みでなんかマスコミでしゃべっている
元政治部記者
がいたら、たぶん、そのヒトがこれまで貰ってた額は、われわれ庶民が想像できない額だろうね。
というわけで
長期間、官邸付だった政治部記者の経歴がある人物
の懐には、
庶民感覚では理解出来ない額の機密費が流れ込んでいた可能性がある
と考えるのがよろしいようで。
○○総理時代の総理番
等、官邸との強い結びつきを示す肩書きは、今後いろんな目で見られますね。
ま、ともかくも
官邸クラブ(内閣記者会)に長期所属した政治部記者
に、
まったく機密費が行ってない
としたら、それは真夏の怪談。だいたい
官邸クラブ
の運営、FAXなり、通信回線なり、設備なり、使ってる場所の家賃なり、その他諸々の備品なりは誰が金を出してるのって話でさ。
国会議員の資産公開はされるけど、政治部記者なんかは絶対されないもんね。
当然、この手の話は
マスメディア内では「相身互い」の「墓場まで持っていく話」
だから、公表されることはないだろう。
今後、選挙に
政治部記者出身の「議員候補」
が出たら、まず
官邸クラブにどのくらいいたかをチェック
かな〜。
あとは、各メディアでエラソウな態度で出てくる
政治部記者
を見掛けたら
一体、これまでいくら機密費を貰ったんだろうな
と想像するのが楽しいかもね。どこのメディアも
政治部は出世頭
だからね。
国民の税金から機密費を貰っている
わけで、まあ、
なぜマスメディアの記者は、みんな血道を上げて「政治部」に行きたがるか
てのが、わかりますよね。
原資が国民の税金
なんだもん。日本で
一番確かな尽きぬ「打ち出の小槌」は「国民の税金」
だからね。
権力志向がみたされる上に、時の政権からお小遣いまで貰えちゃうオイシイ地位
ってことですね。
ということで、日本の政治記事があんまり面白くない理由は
TV放映前提の金網電流デスマッチ
だってことが、バレバレだからだな。
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コメント
野中氏は関西のテレビ番組で官邸付きの現場の記者には渡してないと言っていましたが、渡していたのは評論家といわれるような人達だと。
最も自分以外の官房長官については知らないとのことでしたので確実に渡ってないとは言い切れませんが。
この問題、一部のフリージャーナリストが言ってることを全面的に信用するのはいささか躊躇われます。
投稿: r | 2010-08-14 14:43
おおっとナベツネの悪口はそこまでだw( ̄ー ̄)ニヤリ
というか、政治部記者で政治家と一番癒着していた人間で(大勲位と未だに親しいし)、なおかつしぶとく生き残っているのはナベツネさん以外にいないという話。あとの新聞社トップはどうなんでしょうか。
投稿: SY1698 | 2010-08-14 22:09