中国人医師 日本観光旅行で心臓発作 ICU管理2週間で医療費600万円超が支払えず 中国でICU管理2週間なら日本より遙かに高いかも知れないのだが毎日新聞平野光芳記者は華麗にスルー
7月から大幅に緩和された中国からの観光客向けビザで、来日した中国人医師が、心臓発作で緊急入院、しかし、既往症だったようで
旅行保険が支払われない
ため、現在
600万円を超える医療費が旅行保険から支払われない状態
になっている。毎日より。
中国人観光客:心臓発作、治療費600万円超 保険適用されず家族困惑 /大阪◇「日本旅行ブーム」の陰で
今月2日に中国から観光で関西国際空港に降り立った男性(72)が心臓発作で倒れて病院に入院、医療費が600万円以上に膨らみ、家族らが途方に暮れている。渡航前に旅行保険に加入したが、病気の治療には適用されず、全額自己負担を求められているためだ。集中治療室で意識が戻らない中、家族は「どうやって支払ったらいいのか」と困っている。
男性は河南省から来日した医師、王〓貴さん。妻の趙翠芳さん(68)と団体ツアーで来日、10日間かけ国内を巡る予定だった。
王さんは関空に到着直後から胸に痛みを覚え、空港近くのホテルでさらに悪化。意識を失い、泉佐野市の病院に救急搬送された。緊急手術の費用や入院などで治療費は16日までで計約658万円に達し、今後さらに増える見込みだ。しかし、中国で加入した旅行保険では、既往症には適用されない。
王さんは勤務先の病院を退職し、現在、月ごとに支払われる約3万円(日本円換算)の「退職金」で生活。旅行費は貯金から約10万円(同)を出し、初めての海外旅行を楽しみにしていたという。
中国から日本への観光客は急増中だ。00年に団体観光が始まり、今年7月には個人向け観光ビザの発給要件も緩和された。そんな「日本ブーム」の中で王さんを病魔が襲った。趙さんは「親切にしてくれた日本の病院関係者には本当に感謝してる。20年、30年かけても分割で支払いたいが、そのすべもない」と涙にくれている。【平野光芳】
ううむ、心停止で救急搬送、ICUで2週間なら、600万円コースでも不思議ではないけど。
これは、日本人が海外旅行に行ったときにもあるケースじゃないのかな。
よくあるのは
出産関係
で、
お産は病気ではない
ため、一切旅行保険では補填しない。
早産だったので赤ちゃんの管理も含めて1千万円超えた
とかいう話は良く聞く。
ところで、もう一つは
退職金が月額三万
ってところが気に掛かる。いまのレートだと
月額2351元ちょい
だが、河南省と書かれる程度の都市だと、そう悪い額ではないんだろうなあ。
72歳、文革の波も乗り越え
医師
として生きていた最後が
日本で心臓発作
というのは何ともだ。高度医療が簡単に受けられる日本で
ICU管理2週間で600万円超の医療費
は、ひょっとしたら
中国より安い
んじゃないのか? その辺り
ソースが毎日新聞
だから、書いてないけどさ。
ICU管理1日入院でいくら取られるか
考えただけで
もし中国で心臓発作でICU管理だったら、家族は治療を承諾したのか
という辺りが気になる。
で、2年前のデータなので
現在は更に高騰している
と思われる中国の医療費データがジェイアイ傷害火災保険のサイトにあった。
中国(上海) 医療事情
があったので、それによると
上海でICU管理一日15万円
のようだ。この当時のレートで考えると
ICU一日1万元
ってことでしょ?
今回の事例ではないが
日本人が搬送された例
が上がっていて、それは
頭部の痛みを訴え受診。チャ-タ-機で医療設備の整った病院へ搬送。脳内出血と診断され25日間入院。8,247,124円
というもの。チャーター機が高そうだが、その下の
トイレの段差を踏み外し転倒。胸椎圧迫骨折と診断され4日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。4,953,716円
と言う事例と比べると、チャーター機の費用が200〜300万円程度かな〜。
脳内出血はICU管理だろう。そうすると
一日1万元
のICU管理料で更に高度な医療を施すとなると、結構取られることになる。今回
日本旅行のために支払った旅費が10万円
ってあたりで考えると、
とてつもない医療費
ってことになる。
てか
毎日新聞の平野光芳記者は「日本の医療費は高い」という思い込みで記事を書いている
ようなので、
その辺の取材はしない
ってことなんだろう。
てか
海外旅行で既往症有だと危険
というのは、別に
今回の中国人医師に限らず、万国共通
であり、単に
医療にも日本と中国には「経済格差がある」と信じ切って「日本の高額医療費」を叩きたい記事を書いた
のが
平野光芳記者
ってことだな、たぶん。まあ、アメリカで病院に掛かって来いよ。日中友好病院等の安全な病院のない中国の地域で病院に掛かるのも可。そうすれば
いかに日本の医療が低価格で素晴らしいか
を身にしみて知ることだろう。
残念ながら
個人旅行で旅行保険で補填されない分については自己責任
が
万国共通
で、
日本人で同じことがあったとして、新聞記事にもならない
って話なのだ。それも今回は
世界第二位の経済大国中国からの客人の話
ですがね。突っ込むところは
日本で医療費が払えない
ってとこじゃないだろ、平野光芳記者。
ICU管理
のアメリカでのお値段については以下に。
2008-08-30 アメリカの医療費の一例 交通事故で顔面骨折1週間ほど入院で10万ドル超える→下腿の2骨もしくは大腿骨折なら30万ドル→虫垂炎はハワイ2万ドル、ニューヨーク4万ドル(2日入院)日本でも平均的な虫垂炎の手術治療は100万〜200万円掛かっているが国民皆保険のおかげで患者の負担は少ない
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/08/110_48a4.html
この時は
ICU管理に一泊2万ドル
かかっていた。円高の今でも
一泊170万円超
ですな。
掲示板ではこんな例も出てくる。【社会】 中国人観光客が心臓発作で倒れ、治療費等が600万円超 保険適用されず家族困惑…大阪スレッドより。
618 :名無しさん@十一周年:2010/09/20(月) 10:20:03 ID:2O8jYhwp0
アメリカで早産した知人は1億請求きたが
アメリカだと500g未満の超低出生体重児は助けない場合があるが、その裏には
場合によっては1年以上入院する赤ちゃんの高額な医療費が払えない
という事情もあるだろう。
こちらはタイで弟さんが病に倒れた話。
627 :名無しさん@十一周年:2010/09/20(月) 10:39:57 ID:KrDh7zZo0
日本の最先端医療でこの値段は安すぎるな。
弟がタイで脳梗塞で倒れたけど400万請求されたよ。
まあ俺が変わりに払ってやったけど。
もちろん手術は失敗して半身マヒになっちゃったけどね。
日本では当たり前に受けられる治療でも、国が変わればそうはいかない。
アメリカの治療を受けず、日本に帰国させた例。
926 :名無しさん@十一周年:2010/09/20(月) 13:21:16 ID:M0RzX4jV0
俺の知り合い、LAで脳梗塞になり、救急車みたいな飛行機チャーターして帰ってきたよ。
パイロット×2、整備士×1、医者×1、看護師×1
アラスカ→ロシア→羽田といつでも着陸できるルートで1200万。
向こうで無保険だと1泊100万単位で飛んでいくらしいから、早目の決断が必要だと。親が大学の教授なんでこんな事ができるが、
俺だったら息子でも親でも死んでもらうしかないorz
脳梗塞になって12日で退院することは多分ないから、1200万円掛けても帰国させた方が安心だし、お金もかからないって判断だな。
ぎりぎりまで治療を続けたという話はこちら。
【社会】 中国人観光客が心臓発作で倒れ、治療費等が600万円超 保険適用されず家族困惑…大阪★2スレッドより。
347 :名無しさん@十一周年:2010/09/20(月) 15:20:25 ID:C1jGWkRm0
意識不明といっても、数ヶ月で回復することもあれば
一生、植物人間のままになる可能性もあるわけで。
かといって、お金を払えないから生命維持装置を外します、なんてことは日本では無理で。
無保険だときついな。360 :名無しさん@十一周年:2010/09/20(月) 15:23:51 ID:kSSTPyv+P
>>347
知り合いがアメリカで植物状態になって
これ以上面病院で倒見れないといわれ
そいつの奥さんが飛行機チャーターして日本に連れて帰ってきた
当然、治療費・チャーター機の費用は支払うことは出来ず自己破産
優秀な奴でもそんなもんだよ・・・・546 :名無しさん@十一周年:2010/09/20(月) 16:11:18 ID:kSSTPyv+P
>>533
結局10億円以上になって払えないのがわかってても
悪く言えば踏み倒し前提で連れて帰ってきて
死んじゃったけどね、彼・・・・581 :名無しさん@十一周年:2010/09/20(月) 16:28:21 ID:/ZmE8SvJ0
>>546
そうだったのか…それはお気の毒に。ニュースにならないだけで、こんな話、あちこちにあるんだよね。
海外で酔っ払って転んで、
頭を打って意識不明、手が施せないので
日本に搬送とか。
もちろん、医療費含めてものすごい金額になるだろう。
その際は、日本国含め、保険会社も、
もちろん滞在国の政府も、知らん顔だ。どっかでホールドアップされて、十万ぐらい取られるほうが、
よっぽどネタになる話だよ。
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