走馬看北京 金孔雀徳宏傣家風味餐庁@北京市海淀区魏公村民族大学北路16号
わたしが北京で最初に参加した
漢語短期班
は、
中央民族学院
で開かれたものだった。北京師範大学に行くつもりが、人数が足りなかったとかで、第二候補の民族学院に行くことになったのであった。
現在は、中央民族大学となっている魏公村の辺りは、昨年
地下鉄4号線
が開通し、とても便利になった。地下鉄が出来る前も
少数民族料理の店
が軒を連ねていたのだが、それらは再開発で取り壊され、新しい店が新たに拡幅された魏公村の道に店を構えている。その一つで、
北京で成功した少数民族の店
が
金孔雀徳宏傣家風味餐庁
である。タイ族と雲南の料理を出す店で、雲南からやってきた一人のおばちゃんが大成功を収め、店を拡張し、支店を出しただけでなく
雲南からやってくるタイ族の就職先として雇用を創出した成功例
として、有名なのだという。
1999〜2000年に2回、雲南に調査に行ったわたしは、雲南料理が好きだ。毎日のように
汽鍋鶏と過橋米線
を食べていたのだったが、まさか魏公村で再会できるとは。
服務員のおねえさんが
香菜(シャンツァイ パクチー コリアンダー)は大丈夫か?
と聞いてくる。てか
タイ族の料理で香菜抜き
ってどうよ? やっぱり苦手なヒトがいるのかな〜。ハワイの「カムボウル」に入っていた
カピオラニ・コーヒーショップのオックステールスープ
にも、コリアンダーが載ってくるが、この場合は
ノーパセリ
というと、コリアンダーを抜いてくれる。同じようなサービスをしているのかな?
汽鍋鶏。「汽鍋」という特殊な鍋で骨付きの鶏肉を蒸して作る。
鶏もさることながら、スープが堪らなくうまい。
過橋米線を作ってくれるところ。
煮えたぎるスープに、薄切りハムなどの具を投入し、
米線(米で出来た太い麺)
を入れ、かき混ぜる。ここの過橋米線は
これまで口にしたことないほど、極めて上品な味の過橋米線
で、すばらしい。これを食べたら、余所の過橋米線は食べられなくなるほどの上品さだ。
竹筒に鶏挽肉を入れて蒸した「竹筒鶏」。この店の名物の一つ。
ふんわりとジューシーに蒸し上がっている。
竹籠に糯米と骨付き鶏のぶつ切りを入れて蒸し上げた物。
青い葉には、恐らく
金針菜(百合の花の漬け物)
が添えられている。
この店の名物の一つの細切りサラダ。
細切り野菜と鶏肉、それに薬味類が乗っていて、かき混ぜて食べる。当然
香菜入り
である。
雲南といえば
茸料理
は外せない。三種の茸の炒め物。
塩加減が絶妙。白く半透明なのは
銀耳(白木耳)
である。
このほかにも頼んで、
3人で144元
という安さ。おいしさと安さに目を剥く。
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