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2010-11-08

Amazonが買うベビー用品ネット通販"Diapers"を運営する"Quidsi"の「究極の倉庫番」

miyaichiさん経由。
斎藤徹さんのblog"In the looop"の今日付記事
 アマゾン、440億円の大型買収へ。ベゾスも恐れる「Diapers」驚異的成長の秘密
が凄い。

Amazonが440億円で買収するのは、
 ベビー用品を販売する"Diapers"を運営する"Quidsi"
なのだが、ここの
 商品管理システム

 究極の倉庫番
なのだ。

倉庫番は、パソコンの初期ユーザならたぶん一度はやったことがあるゲームだろう。
"Quidsi"の創業者であるマーク・ロアーは
 倉庫業務最適化の独自アルゴリズム
を作ることから始め、
 通販で最も手のかかる「品物を揃える」業務
は、
 倉庫用「ルンバ」ロボット
が担っているという。確かに
 お掃除ロボット「ルンバ」
は、
 倉庫用ロボットに改良
出来るわね。
 最適化された倉庫で、倉庫用「ルンバ」が品出しするシステム
では
 品出しにかかる人件費が不要になる
わけで、この会社にとっては
 在庫管理も、品出しも、一義的にシステムに還元できる
ってことだな。商品を詰めて発送するのは、さすがに人間がやってるみたいだけど。
ともかくも
 マーク・ロアーはアルゴリズムの鬼
であり、常にあらゆるアルゴリズムが見直され、改良され、商品価格を安くすることに貢献している。日本の企業で一番遅れているのは、この
 日常的な「アルゴリズム」の見直し
だろう。

いまも10年前と変わらないアルゴリズムで、戦略を練っているような悪寒。

さらに
 部門を分けず、混沌一体となった経営陣のブレーンストーミングによる意志決定と、間髪を入れない社員との情報共有
というのが、この"Quidsi"の特色である。こうした
 アルゴリズムオタクの会社が売ってるのがベビー用品
と言う辺りが面白い。

ベビー用品というのは、
 ユーザが短期離脱し、しかも好みが千差万別
という、極めて
 アルゴリズムに挑戦的な分野
である。たとえ同じ兄弟だったとしても
 片方はアレルギーで食事制限がある
とか、
 哺乳瓶の乳首の好みが違う
とか、いろんな条件が異なる。いつも同じ商品で勝負できるわけではない。しかも
 紙おむつは嵩張り、粉ミルクは重い商品
で、
 忙しい両親には配達して貰えると助かる商品の代表格
でもある。更に言えば
 ミルク代とおむつ代はある期間、一定の分必要
だから、それほど収入が高いとはいえない子育て世代にとっては、
 同じ商品を安く、常に手に入れることが出来れば最高
なのだ。そういう意味で
 戦略的なベビー用品のネット通販ができれば、その通販は当たる
だろう。まさにこの"Quidsi"の狙ったところはそこだった。

紙おむつや粉ミルクって
 今でも高止まりの印象
があるからな。

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