スイーツ戦争 アンブロワジーそっくりなセブンイレブンのクリスマスケーキ
クリスマスイブに病院、というのもアレなんだけど、帰りにセブンイレブンに寄った。
セブンイレブンの向かいから見ると
サンタの格好をしたバイトの店員さん(女性含む)4-5人
が
必死になってクリスマスケーキを売ろうとしている
のだった。時はすでに7時半過ぎ。折しも、北風が激しく吹き付けるイブの夜に、車は止まらない。
横断歩道を渡って、セブンイレブンに入ろうとすると、サンタさん達に大歓迎される。
いやはや、これは大変なことになりそうだ。
中にはいると、案の定、
結構大量のクリスマスケーキ
が、まだ残っている。
少人数だから、ホールケーキは多すぎてダメだな〜
と言っていると、店長が
これは小さいし、大人向けですよ
と、ガナッシュのケーキを見せた。
2割引きにしますから
というので、ダマされたような気がしないでもないのだが、店の外で必死になっている店員さんのことを思うと、ついつい買ってしまった。
さて。
セブンイレブンの大量生産ケーキだし
と全然期待してなかったのだが、このガナッシュのケーキ、
アンブロワジーそっくりの作り
になっていて二度吃驚。アンブロワジーといえば、91年、このケーキで日本チームがクープ・ド・モンド・パティスリー優勝、奈良では
ガト−・ド・ボアのアンブロワジー
ということになるのだが、この時の日本チームのパティシエは、ガトー・ド・ボアのパティシエだけじゃないので、あちこちにこのケーキはある。
まあ、91年のレシピだから、もう20年前の話なわけで、
セブンイレブンのクリスマスケーキがアンブロワジーのレシピを取り入れる
のは、おかしくはないといえばそうなんだけど、意表を衝かれた。
いや〜
コンビニスイーツは戦争だっていうけど、本当
ですな。もちろん、スポンジの出来から始まって、使っているチョコレート等等、ガトー・ド・ボアのものとは違うけど、味の再現は出来ている。
ガトー・ド・ボアでは
ホールケーキと同じ大きさのアンブロワジー
も頼めば作ってくれるけど、まさか、セブンイレブンで類似品と遭遇するとは。
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