NHKの臨時ニュースがグダグダだった件@9:45〜10:00 NHK総合
今朝8時20分過ぎから
JR東日本の新幹線運行システムにトラブル
が起き、東北・上越・長野・秋田・山形新幹線が止まった。
NHKは番組を変更し
9:45から臨時ニュース
を開始したのだが、幸いなことに
9:38にシステムトラブルは復旧し、運転再開
となっていた。NHKとしては
新幹線が止まって、困っている乗客の絵
を撮り溜めて、それを流す手筈だったんだろう。臨時ニュースに変わって最初が
今、入ったニュースをお伝えします
と、運転再開のニュースで始まったものだから
せっかくの中継の段取りが全部帳消し
になったところで、
全中開始
ということになってしまったのである。
NHKの記者に対する
カメラの前で原稿を間違えて読むな、顔は上げてカメラを見ろ
という「教育」は悪名高い。現場から記者がニュースを出しているとき
カメラ横には、現場でカンペを出しているPDがいる
のである。
原稿を見ないで、カメラを見ろ
というんだから、間違えないためには
PDが送出原稿をその場でカンペにする
という一手間がかかっているわけである。
で、全ての段取りが
新幹線が運転見合わせでGO
だった筈が
運転再開
で
ゼロから、リハなしのコメント入れ
で進めなければならなくなった現場の
惨状
たるや、情けないのを通り越して
「みなさまの受信料」をじゃぶじゃぶ使って、東京駅・大宮駅上空空撮・仙台駅・青森駅生中継体制でこれかい
というもの。
仙台・青森等は記者と音声回線が繋がらない
上に、繋がった
東京・大宮駅上空の全中コメントが大間抜け
で、
小学生の方がよほど尺に合わせて、きちんとコメント出せるんじゃないの
という出来だった。いずれも
顔出しなしのコメントのみの音声中継
だというのに、このグダグダぶりは一体何なんだか。
まあ、いつも記者を始めとするクルーに強要している
原稿を一言も間違えない、カメラを見る
という
報道の本質とは関係ない、見てくれ重視の姿勢
が
大金を掛けての臨時の全中で、聞くも無残なグダグダなコメント出し
によく現れている。てか
リハなし、ぶっつけだと、いかにNHK記者は頭が働かないか
ってことね。
通信社からの配信や記者クラブの資料で記事書くのにどっぷり浸かっている
から
いざというときの報道
ができないんじゃないの?
10時からの正時のニュースは、画面はいつものスタジオに切り替えられ、原稿を読んでいたし、
東京駅からの記者の中継コメント
も、きちんと出せてたので、
東京駅での10時のニュース向けの準備
は、臨時ニュースが進行している横でPDが泣きながらやってたんでしょう。
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