考古学のゴミ箱としての「宗教・祭祀」関連製品認定
土器編年とか青銅鏡や瓦の同范(同じ型を使っていること)とか
技術論的に跡付けできる遺物
は別として、古代を扱う考古学で多用されるのが
祭祀とか宗教に関わる遺物・遺跡認定
である。これは実は、古代に関しては、一部例外を除き、
判断を停止しました
ってこととほぼ同義である。だから
何を言ってもイイ
って感じになっちゃうのがネックだ。つまりは
(時代的に)文献学的には跡付けは難しいけど、たぶんこんな感じじゃないの?
という展開になる。なもんで
山のような、整合性の取りにくい「祭祀・宗教関連」遺物・遺跡
がある。
なんでもかんでも分からなければ「祭祀・宗教」と言うなよ
というのが一部宗教学研究者の嘆きである。
というわけで、是非、古代の文献学的に跡付が難しい宗教祭祀関連の発言をされる考古学関係者は、マスコミを相手にするだけでなく、
日本宗教学会
等でも発表して頂きたい。
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