M16 vs. AK47@ヒストリーチャンネル「ガニー軍曹のミリタリー大百科」#11ライフル銃
昼ご飯を食べながら、チャンネルをザッピングしていたら、CSのヒストリーチャンネルで、たまたま
ガニー軍曹のミリタリー大百科
の後半部分をやっていた。今回はライフルの歴史。ぼんやり見てたので後で気がついたんだけど、
ガニー軍曹
というと、
映画『フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹
ではないか!
後半は
M16 vs. AK47
という、実質
米ソ冷戦兵器対決
な、身も蓋もない三本勝負をやっていた。その三本勝負とは
1. 何も見えない環境(この場合は目隠し)で分解・組立競争
2. 殺傷力勝負(コンクリートブロックをぶち抜く)
3. 30発連射対決(的に当たった数を競う)
という
やる前からわかってんじゃないの
的な匂いのする対決。ま、
1は、なぜゲリラにAK47が愛用されているか
を考えれば、どっちの勝ちかはすぐ分かる。部品数が少なく簡略化されているが故に、AK47は今も世界中の戦場・紛争地域でヒトを殺している。
2は、どっちもどっちだったが
綺麗な穴を明けてぶち抜くのはM16
だった。3は、1の特性を考えれば、当然
部品が多い分だけ、連射でのミスが少なくなるよう設計されているM16の圧勝
である。なぜか3の時だけ、ガニー軍曹自らがM16を操っていたぞ。ま、
ライフルの連射では射手の技倆が試される
わけで、ガニー軍曹にしてみると
オレにその銃を寄越せ
状態であった模様。最後は
3人で一斉連射
という、
単にあんたたちが撃ちたかっただけでしょう
という展開。AK47使いは
マイケル
とか呼ばれてたんだけど、元は東欧系とかいうんじゃないよね? ガニー軍曹こと、ロナルド・リー・アーメイの
忠誠心が迸る、完全にアメリカ寄りの対決
なんだけど、やはりM16連射に狂気がほの見える辺りが、ロナルド・リー・アーメイである。
おまけ。
ハートマン軍曹bot。
http://twitter.com/#!/sgt_hartman_b
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コメント
いや、AK-47は、連射時の跳ね上がりがきつくて、狙って当てる銃ではないです。
後継のAK-74はガスが上に抜けるようにフラッシュハイザーを改良しています。
最近PMCプライベーターに流行のアメリカンAK-47も同様の改良がされていることが多いです。
2.はそもそも口径が違いますが、実戦では、M4(M16の改良カービン銃)は、交戦距離の広がったイラクやアフガンで「撃ち負け」することが多くて、M14様に頼ったり高額なジャベリン(対戦車ミサイル)を使って、あまりの戦費高騰に頭を抱えた米軍は、安い歩兵用ミサイルを開発中です。
投稿: ssd666 | 2011-03-04 09:35
ssd先生、コメントありがとうございます。
AK47の連射では、跳ね上がりを力で押さえこんで13発当ててましたので、撃ってるマイケルえらい、でした。常人だと、単発でしか当てられないかと。
口径の違いは、一応説明されてはいたのですが、実際の破壊力の違いに、ガニー軍曹が言ったのが
こっちの方が綺麗だ
で。。。
もともとTVでの無茶振り対決なので、もし、ご覧になる機会がありましたら、突っ込みを入れつつ、お楽しみ下さい。
投稿: iori3 | 2011-03-04 10:58