伊藤博文の子孫 松本剛明外務副大臣が外相昇格へ 東アジア的に波瀾の悪寒
まったく、菅ちゃんはどうしてこうも
悪手を連発
できるのか、謎。
共同より。
外相に松本副大臣 外交継続性を重視菅直人首相は8日、外国人からの献金問題で辞任した前原誠司氏の後任外相について松本剛明外務副大臣を昇格させることを内定した。外交政策の継続性を重視した。14日からはパリでの主要国(G8)外相会合が控えており、首相は9日に正式決定し、午後には皇居で認証式が行われる見通し。主要閣僚辞任でぐらついた政権と外交の早期立て直しを図る考えだ。
前原氏の辞任直後、首相は枝野幸男官房長官を臨時代理に指名。しかし、G8外相会合に続き、19日には京都で日中韓3カ国外相会談も予定されるなど外交日程が立て込んでいることから、兼務状態の長期化を避けた。首相は8日夜、「今、熟慮中だ。そう時間をかけないで決めたい」と記者団に述べた。
閣僚経験がなく衆院当選4回の松本氏に関しては「早すぎる」として、菅政権の目指す環太平洋連携協定(TPP)参加に前向きな直嶋正行元経済産業相の起用案もあったが、外務副大臣としての経験が重視された。
首相周辺からは、前原氏の前任だった岡田克也民主党幹事長の再起用案を求める声も上がっていたが、岡田氏は周辺に「後任は自分ではない」との認識を示した。松本氏は旧日本興業銀行勤務を経て衆院兵庫11区選出。51歳。党政調会長、衆院議院運営委員長の後、2010年9月の菅改造内閣で現職。党内では小沢一郎元代表に近い中間派に位置付けられる。明治の元勲・伊藤博文の子孫。
2011/03/08 23:45
いくら
外務副大臣の経験がある
と言っても、今度は
対外的に日本の顔になる人物が「伊藤博文の子孫」
だ。
今年は2011年、
中華民国100年
であり、昨年は
韓国併合100年
だった。そういう時期に、よりによって
伊藤博文の子孫を外相に持ってくる
のである。松本剛明議員の資質云云というよりも
足元がグラついている菅政権の外交担当が「伊藤博文の子孫」という事実
は、
不用意にフレームアップされやすい人事だ
ということに、何故思い至らないのか。まあ、普通なら、そうした「色」の少ない人事をする。こうした人事を断行せざるを得ないというのが
民主党のタマ不足
の実態であり、
東アジアと協調する
と、いくら菅ちゃんが声を大にしたところで、多分、信用されない。
外相としての実力は未知数である上に、
「伊藤博文の子孫」という事実が、重大な局面を迎えている東アジア外交で、不要な摩擦を生む
ことを、菅ちゃん、ちょっとでも考えたのか。はっきり言って
うまくいかなくて当たり前、場合によってはとんでもない外交面での失点を生みかねない人事
であるというのは、わたしの杞憂か。
麻生太郎元首相が
吉田茂の孫
というカードを積極的に使っていたのとは反対の意味で、外交面では、「使えない」のだが。
ともかくも
普通の外相より、不必要なくらい東アジア諸国から厳しくチェックを受ける
だろうし
あり得ないくらい、揚げ足取りをされる恐れ大
である。
まずは
失言や身体検査不足発覚危険週間
である
就任後1週間を無事に過ごせるかどうか
にかかっている。今夜からは
身体検査が適正に行われたか
って辺りから、突っ込まれるだろうね。就任早々、G8で日本を離れている間に
寝首を掻く準備が着々と進む恐れ
すらある。てか
G8で他の参加国に鼻も引っかけて貰えない可能性
だってあるのだ。
で、19日が
京都で日中韓外相会談
だって? 冗談にしてはキツ過ぎるぜ。
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