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2011-04-25

奈文研図書室へ行く

今日は健康診断の日だった。
11時受付で終わったのが12時過ぎ。胃のレントゲン撮影があったので、この時間まで食事抜きという、毎年恒例の行事である。
JR奈良駅でご飯を食べてから、どこかで勉強しようと思ったが
 今日は月曜

 公立図書館は軒並み休館
だ。さてどうしよう。
選択肢は大学や研究機関、私立図書館になる。奈良からだと
 国立国会図書館関西館
 東大寺図書館
そして
 奈文研図書室
がわたしの専門で使う資料の揃っている図書館である。もちろん
 奈良女子大附属図書館
とか
 奈良教育大学術情報教育研究センター図書館
とか
 奈良大学図書館
もあるのだが、使い勝手とJR奈良駅からの移動時間、そして、尾籠な話で恐縮なのだが、バリウム検査後なのでお腹が痛くなったときすぐに対処可能かという切実な問題を勘案した結果、すべての条件をクリアするのが
 奈文研図書室
だった。
JR奈良駅前からは、西大寺駅行きバスが出ているので、二条町で降りると、奈文研である。

行ってみると、外部利用者は誰もいなかった。
奈文研の図書閲覧証は、申請すれば作ってくれる。しかも一度作れば、そのままずっと使えるという有り難いカードである。
図書検索システムは前より進化していて、以前いらいらさせられたのがウソのようだ。

問題は
 コピー代が高い
ことで
 1枚20円
である。まあ、これは国立大学とか研究所とか国会図書館でも
 高め推移
なんで、しょうがないんだけどねえ。リポジトリでは落ちてない資料を急いでいるからコピーに行くわけで、
 特急料金
と考えて諦めるしかない、ってことかな。時間があれば、相互貸借するんだけどね。

ちなみに、奈文研図書室の入り口には
 複写しようとしている資料がリポジトリに落ちてないか確認するよう呼びかける啓発ポスター
が張ってあった。リポジトリに積極的でない大学がいくつもあるけど、これだけリポジトリの動きが大きくなってくると、その内、そういう大学の出している雑誌は信用されなくなるんじゃないかな、と思う。リポジトリによって世界に公開するという姿勢を見せない、って判断されるだろうからなあ。外部から見ると、大学のポリシーとして
 公開しない
ではなく
 公開出来ない内容なんだろう
と判断される恐れ大だ。

帰りは、奈良ファミリーに入っている近鉄百貨店で食料品を買い足したのだが、
 茨城産白葱 一束100円
とか
 群馬産胡瓜 3本100円
などが特価商品。茨城産の白葱は、こないだ京都伊勢丹地下でも同じ値段だった。立派な素晴らしい葱なのに、100円って格安なのは、風評被害のせいかな。農家が気の毒だ。
 

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