福島第一原発事故 福島第一原発は本当に「安全」だったのか@元東電社員 現医師が現場で聞いた話
元東電社員で現在熊本で開業されている先生の
blog「院長の独り言」
は、今回の福島第一原発事故について、現場を知っている人物ならではの詳しく、分かりやすい解説が満載である。是非、ご一読を。
ところで、今日アップされた次の記事には非常に気になる内容が書かれている。
福島の思い出(8)
その部分を引用する。
主任クラスは、福島第一出身で、当時の話をいろいろとしてくれました。今でもかけないこともたくさん聞きましたが、記憶に残っているのは、
「アラームメーターをつけていると、すぐにピーピー鳴るので、仕事にならない。高線量の時は、外して作業をしていた。」
「体表面のモニターでピーピー鳴っていたこともあった。そういうときは仕方ないので、しばらく外にいる。しばらくすると、半減期が短いので線量が落ちる。」
などという話です。よく考えると、2番目の話は、半減期の短い核種が出ているというわけですから、
・核分裂反応があり
・それが、建屋内にでている
ということですから、とんでもないことです。(さすがに第二発電所では、こんなことはありませんでした)
とても文章に出来ない危ないことも平気で話してくれました。こういった話は興味がありましたので、たくさん聞きました。
さて、話半分なのかどうなのか。この
半減期が短いので線量が落ちる
という話が本当なのだとしたら、
福島第一原発は当初から「安全な原発ではなかった」
ということになる。
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