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2011-05-16

高松塚壁画と高松塚・キトラ古墳の天文図@高松塚古墳および飛鳥資料館

現在、事前抽選の上、公開中の
 高松塚古墳壁画修理作業室一般公開では若干の空き
がある。


第2次募集のお知らせ
国宝高松塚古墳壁画修理作業室の一般公開(事前申込制)につきましては、観覧者の募集を4月21日に締め切りましたが、抽選の結果若干の空きがあることから、下記のとおり第2次募集を行うこととしましたのでお知らせいたします。

●第2次募集の対象となる観覧日
5月17日(火)・5月19日(木)・5月20日(金)・5月21日(土)・5月22日(日)
※上記以外の日程は定員に達しておりますので御参加いただけません。

●申込方法
「国宝高松塚古墳壁画修理作業室の一般公開」事務局へ電話でお申し込みください。

「国宝高松塚古墳壁画修理作業室の一般公開」事務局 TEL:06-6367-1688
5月13日(金)まで 午前10時~午後4時(土日も受け付いたします)
5月14日(土)~5月22日(日)まで 午前9時~午後4時

※参加希望日前日までの「事前申込」とし、参加を希望される当日については電話によるお申込はできません。
 (当日は現地受付のみ対応となります。)

※観覧時間帯については、空き状況によるため、必ずしもご希望の時間帯をお受けできないことがございます。
 御了承の上、お申し込みください。

※各日各時間帯とも、定員に達し次第、第2次募集を締め切ります。

※第2次募集でも空きが出た場合にのみ、現地受付テントにて当日のお申し込みを受け付けいたします。

●当日受付:当日現地による応募
当日、現地受付テントにて8時30分から16時00分まで受け付けいたします。
ただし、事前申込により定員に達していない班(時間帯)に限ります。
※定員の御確認の際は「国宝高松塚古墳壁画修理作業室の一般公開」事務局までお問合せください。

5月16日(月)は「当日受付」を行っております。

●ご来場する際のお願い
電話における事前受付または、当日に公開現地受付の場合におきましても、御来場の際は、必ずご本人が確認できるもの(運転免許証等)を御持参ください。当日受付所にて受付記入の際、御提示ください。

●公開場所
国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設
住所:奈良県高市郡明日香村大字平田540
   (国営飛鳥歴史公園内)
●交通アクセス
徒歩で御来場の方
近鉄『飛鳥駅』より徒歩約10分。
明日香周遊バス(赤かめ)を御利用の方
かめバス『飛鳥駅』から乗車(約2分)。『高松塚』で下車。
かめバス『橿原神宮前駅』から乗車(約40分)。『高松塚』で下車。
平日は約60分間隔で近鉄橿原神宮前駅と近鉄飛鳥駅の相方向から進行しています。
駐車場には数に限りがございます。公共交通機関を御利用ください。
定員情報は当サイトにおいて随時更新しております。

今回、何がお得と言って
 高松塚の玄武とキトラの玄武を並べて公開
しているのが、大変お得。てか、まあ、普通あり得ない
 現物同士の比較
が出来てるわけで、上記日程にお暇がある方は、明日以降、お電話を。尚、壁画観察には
 単眼鏡は必須
ですので、ご用意の上、ご参加下さい。

わたしは、今回も
 空きが出そうな日程
を中心に申し込んだら、見事当選して、今日の午前中、高松塚古墳の壁画仮設修理施設で、壁画を見てきた。

流れは
 受付して、時間までに待合テントの中に集合
 事前説明を受ける(10分くらい)
 壁画修復室で見学(10分くらい)
という形。だいたい都合30分程度だ。

で、今日は事前説明の担当が内田さんだった。内田さんとは、以前、中朝国境調査に一緒に行った間柄だが、さすがに向こうはまさか観覧者に知り合いがいるとは思っていなかったようだった。壁画観覧後に声を掛けたら、驚かれてしまった。

その後
 飛鳥資料館
へ、「かめバス(赤)」で移動。現在開催中の
 星々と日月の考古学
を見る。


平成23年度春期特別展を開催します 「星々と日月の考古学」

日時:平成23年4月16日(土)~5月29日(日)*会期中無休
場所:飛鳥資料館 特別展示室
時間:午前9時~午後4時半(入館は午後4時まで)
料金:一般260円(170円) 大学生130円(60円) 高校生および18歳以下は無料

( )は20名以上の団体
 昨年ようやくキトラ古墳壁画の天文星宿図が取り外されました。また、石室を解体した高松塚古墳でも、天文星宿図に関する新たな発見がありました。実は、出土品や伝来品、そして資料・文学作品にも、星や日月を表現したものは必ずしも多くはなく、従来それらに対する古代日本人の知識や観念はよくわかっていませんでした。このため、キトラ・高松塚両古墳の事例はそれらを知るうえで重要な手掛かりになるもの、といえます。
 そこで、星と日月に関する国内外の遺物をもとに、古代日本人の天文知識や観念を考察する展覧会を企画しました。はたして、古代に表現された星々や日月は、何を私たちに語りかけてくれるでしょうか?

主な展示品
 正倉院宝物 青斑石鼈合子復元模造品(宮内庁正倉院事務所所有)
 稲荷山遺跡出土七星剣(成田市教育委員会所蔵)
 キトラ古墳天井天文図実大写真
 高松塚古墳天井天文図実大写真
 淳祐石刻天文図拓本 他

図録は1000円だったけど、1000円はちょっと高いかも。
で、
 南京紫金山天文台の外に置いてある「渾天儀」の写真がない
のである。わたしも自分で撮影したのを持っている、ポピュラーな写真なんだけど、どうしたんですかね。奈文研関係で言えば、旧某科研のメンバーに声を掛ければ、海外調査に参加した全員が撮影していると思われる。許可が下りなかったとか? で
 頼むから、北京首都国際機場の「レプリカの渾天儀」の写真を学術的な図録に載せるのは止めて
ほしい。大体、あれは
 縮尺が元のものの何倍にも拡大されたもの
だ。たとえば海外でこの手の図録を作る場合、
 成田空港に高松塚古墳のレプリカ置いてありました、奈良まで行くのは大変だったので、成田にあったレプリカを撮影して図録に使いました
で、通る? 会場でも、渾天儀は
 どこかの博物院(だったかな?)の「レプリカ」の写真
だったしな。もっとたとえるなら、
 中国の門外不出の国宝「司母戊(最近、后母戊と読めという説が再燃中)鼎」の写真が手に入らなかったので、あちこちにあるレプリカの写真を使いました
ってのと変わらない。ホンモノの司母戊鼎の写真も偶々撮影して、持ってるけどさあ。
なんだかな〜。
てか、
 中国天文学を研究して、現地に行ったことのあるヒト
なら、南京紫金山天文台に行ったことがない、ってヒトはあまりいないと思うんで、
 写真の入手経路に何か問題がある
としか思えないのだが。

あと
 後漢・洛陽城の「霊台」の写真
も、やはり先ほどと同じ科研のメンバーが持っている。奈文研関係じゃなくても、中国古代都城研究をやってて、現地調査してる人なら、自分で撮影して、大抵持ってるだろう。

というわけで、あまり天文をプロパーで研究してない人が企画と図録制作に関わったらしく、中国古代天文学関係の研究をやってるヒトから見ると、
 なんでこの写真がない
とか、
 なぜこの論文を引用しない
とか、各種不満はある。あと
 展示の仕方にももう一工夫欲しい
ところだ。

せっかく、高松塚古墳の壁画公開と同時期なんだから、もっと連動すればいいのにねえ。

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