『明経世文編』『国榷(カク)』『満文老档』『明会要』『明人伝記資料索引』
東洋史から足を洗って、台湾を根城にIT業界で活躍している旧友から大部の書籍を恵贈される。
明経世文編
国榷(カク)
満文老档
明会要
明人伝記資料索引
等等。どうもありがとう!
明清史は専門の埒外だが、明清代のことは時に調べなくてはならず、こうした書物が手元にあると心強い。オンラインである程度までは読める史料もあるが、文字化けする場合もあり、
現物通し
が本来。
白話も最近読まないけど、まあ、中国文学やってるなら明代の歴史は基本だな。
清代は、経学やってれば、これまた基本。
最近はどうなってるか皆目知らないけど、学生の頃、躾けられたのは
すべての時代の文章が問題なく読めなくてはならない
ということだった。
中国なら、先秦から現代まで、ということだ。わたしは宋代に薄い。
印度学だと、
すべてのジャンルのサンスクリットの文章が読めるというのはかなり難しい
ので、いくつかのジャンルの文章が読めればよい、ということになっていた。文法書も結構好きなんだけど、あれは途中から分からなくなる。
基本的に
テクストというのは、ある程度修練を積まないと読めない
のだが、この辺り、最近は軽視されすぎている嫌いがある。
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