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2011-06-20

朝日の平和ボケ 何か違う「戦後生まれが編集する戦争文学全集」という言い方

朝日新聞の頭の中には
 戦争体験のある人たちはまだバリバリ現役という幻想
があるに違いない。
 昭和元(1925)年生まれ 86歳 終戦時は20歳、人によっては戦闘員の経験あり
 昭和10(1935)年生まれ 76歳 終戦時は10歳、疎開経験等はあるが戦闘員の経験はない
 昭和20(1945)年生まれ 66歳 いわゆる「戦後生まれ」はここから
ということは
 戦後生まれと言っても、もう60過ぎてる人がたくさんいる
ってことだ。

そもそも
 文学全集の編集
なんて仕事は
 30-50代くらいが当たる仕事
だろう。ならば
 戦後生まれが編集する戦争文学全集
という文言は
 誰に対するメッセージ
なのか。
朝日より。


戦後生まれが編む戦争文学全集
2011年6月20日

 浅田次郎、奥泉光ら戦後生まれの作家や研究者だけで編集する戦争文学全集『戦争×文学』(20巻+別巻、集英社)の刊行が始まった。戦争体験を次世代につなぐため、「物語」の力を結集させた。

 集英社は1964年から、記録文学を中心に『昭和戦争文学全集』を編んだ。作家の林芙美子が戦時下の大陸を語る随筆など、実体験に基づく文学を集めていた。

 今回は「物語」を軸に編集。純文学やSFなど幅広い分野から主に中短編作を集めた。奥泉は哲学者の森有正が説く「実体験と経験の違い」を考えた。「経験は実体験を言葉によって意味づけること。だから文学的に言えば、経験は実体験を物語化することだ」という。

 対象は近代以降の戦争。アジア太平洋戦争や冷戦を扱う「近代編」「現代編」に加え、女性と戦争などの「テーマ編」、沖縄などの「地域編」からなる。現代編は小松左京「春の軍隊」や芥川龍之介「桃太郎」、三崎亜記「鼓笛隊の襲来」など「イマジネーションの戦争」も含めた。奥泉は「戦争を描くなかで生まれるフィクショナルな部分を、全面的に押し出している」と話す。

 物語が喚起する「経験」は戦争の強い印象を結ぶ。たとえば米同時多発テロを扱う巻「9・11変容する戦争」。リービ英雄「千々にくだけて」に、こうつづられる。

 「見て、百十階の窓からOLが飛び下りている」(高津祐典)

1995年、日本では
 世界でも未曾有の宗教団体による地下鉄サリン事件
という
 無差別化学兵器テロ
があった国だ。それでも
 日本は「1945年8月15日以降、まったく平和な国家だった」という言説
を垂れ流したいのか、朝日。そういう認識だから
 原発事故が世界に対して、何を意味しているか
も、いまだに分からないのだろう。だいたいだ、
 911には巻き込まれた日本人も少なくない
のだが、この記事の書きようでは
 日本とは関係のない事件
と見ていると思われても仕方ない。わたしも中学高校で、生徒会等で顔見知りだった先輩を亡くした。先輩の乗った飛行機がテロに使われたからだ。
そうした人は少なくない。要するに
 戦争は対岸の火事だ
という意識が常に
 朝日の文芸欄担当の頭にある
ってことだね。

恐らく、こうした意識は
 東日本大震災

 福島第一原発事故
でも同様だろう。それが
 メディア
だと思うと、反吐が出るぜ。

大体
 1971年のヒット曲「戦争を知らない子供達」を作詩した北山修
は、
 1946年生まれ、現在65歳
だ。たぶん、朝日の文芸欄担当の頭の中では、先ほどの記事を書くとき
 戦争を知らないこぉどぉもたちぃさあ
という、歌声が鳴り響いてたことだろう。おめでたいこって。

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