舌打ち@首都圏
横浜駅で乳母車の前を通ったら、乳母車を押している若い父親が舌打ちした。
白杖を持った人間に、前をうろうろされるのがイヤだったんだろう。
東京では頻繁に舌打ちを聞く、と畏友ttanabeさんが前にも言っていたが、白杖をついた人間を見て舌打ちするのもやはり首都圏だ。だいたい駅でよく耳にする。
電車のドアが開いたとき。
前を通り過ぎるとき。
エスカレータで前に立ったとき。
彼らの心中は推し量るしかないのだが
白杖持った視覚障碍者がオレの前でうろうろするんじゃねえ
という辺りだろう。
関西では、混んでいる駅で道を譲ってくれることはあっても、舌打ちされたことは今のところない。
まあ、関西の場合、うっかり舌打ちなどしようものなら
おぉ、ワレ、ええ根性しとるのぉ。ちょっと来い。
などという展開は往々にしてあり得るので、社会的な慣習として無用のトラブルを未然に避ける知恵があるとも言えるのだが。
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コメント
大阪では電車の中でお年寄りが(かなりのお年寄りであっても)立っていても譲られることがあんまりないような気がします。それどころか、お年寄りを押しのけて空いている席を確保する中年男女をよく見かけます。関西でも他の地域では違うんでしょうか…、それとも視覚障碍者に対しては態度が違うんでしょうか…。
投稿: crystallineradical | 2011-06-14 23:29