産後の避妊は重要 次の妊娠まで6カ月未満の場合、統合失調症の発症リスクが2.5倍を超える@イギリスの研究
産後は
授乳している間は妊娠しない
という都市伝説もあり、また
産後十五
とかいう根拠不明の俗説もあり、
早期に、避妊しないで性生活を復活
するカップルが少なくはないのではないか。
ところが
前の妊娠から6カ月未満で再び妊娠した場合、その子どもが将来統合失調症になるリスクが2.5倍以上ある
ことが、イギリスの研究で判った。
スウェーデンの18万人を対象とした研究
による結果である。
MTproより。
妊娠間隔6カ月以下で生まれた子どもは統合失調症リスク2.5倍超スウェーデン18万人対象の縦断的コホート研究
統合失調症の発症リスクについては,次の妊娠までの期間の長さが関連しているという仮説があり,母胎内の葉酸が依然として満たされていない状態で妊娠することが要因ではないかと見られている。そのような中,英カーディフ大学のStanley Zammit氏らがスウェーデン在住の約18万人を対象とした縦断的コホート研究を行ったところ,母親が前回の出産から6カ月以下で妊娠した場合,妊娠間隔13〜24カ月で生まれた子どもと比べて,統合失調症を発症するリスクは2.62倍であったことが分かった(BrJ Psychiatry 8月4日オンライン版)。
早すぎる次の妊娠は、子どもを幸せにしない、という結論に。
日本ではどうなるのか。いわゆる
年子の一部
がこれに当てはまることになるのだが。
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