島田紳助引退報道で「とくダネ!」の小倉智昭 民事介入暴力容認発言か「みなさんの周辺でも、知らないうちにそういう(闇社会の)人が解決してくれるってことは起こるはずなんです」@8/24 フジ
今朝のフジテレビ「とくダネ!」で小倉智昭が
民事介入暴力を容認するような発言をした
というので、ちょっとした顰蹙を買っている。
J-castより。
島田紳助「暴力団関係者がトラブル解決」闇社会が勝手にやった!?
2011/8/24 11:57タレントの島田紳助が、暴力団関係者との一定程度の付き合いを理由に、唐突に芸能界引退を表明した。昨夜の本人の会見によれば、そもそもの発端は、十数年前に、自分ではどうしようもなかったトラブルを知人のA氏(この方自身が暴力団関係者との説もあり)に相談したこと。するとA氏が勝手に暴力団関係者のB氏に相談し、B氏が島田のまったく預かりしらぬところで、問題を解決してくれた。それはB氏の大いなるアガペー的行為であり、島田は以後、感謝の気持ちとともに、B氏に数回会ったそうだ。
本人の責任はどこまでか
「名前が出れば出るほど窮地に立たされることは多くなりますよ」と、島田とは同業者の小倉智昭は言う。正当な手段では問題を解決できないときに、本人の知らないところで闇社会の人間が動いたとして、「本人の責任はどこまであるんだって考える必要がある」とオグラ。「みなさん(視聴者を指すと見られる)の周辺でも、知らないうちにそういう(闇社会の)人が解決してくれるってことは起こるはずなんです」「ダメなことはわかってても、それしか解決方法がなかったって人はいると思うのね」。オグラは問題解決の方法について、いまいち歯切れの悪い、論旨がハッキリしない、逡巡的なコメントを続けた。
朝から、小倉智昭は何を言ってるんだか。
yurinapさんのところから画像をお借りして貼っておく。
この手の
ヤクザに「解決」してもらう行為
は普通、
民事介入暴力
というんじゃないのか。
こちらは、鹿児島弁護士会による「民事介入暴力」の説明。
民事介入暴力対策委員会からのお知らせ当委員会は、「民事介入暴力」を以下のように定義し、その対策に当たっています。
※「民事介入暴力」とは、民事執行事件、倒産事件、債権取立事件その他の民事紛争事件において、当事者または当事者代理人若しくは利害関係人が他の事件関係人に対して行使する暴行、脅迫その他の迷惑行為および暴行、脅迫または迷惑行為の行使を示唆または暗示する一切の言動ならびに社会通念上、権利の行使または実現のための限度を超える一切の不当な行為をいう。
(以下略)
ここにあるように、暴行などしなくても
脅迫または迷惑行為の行使を示唆または暗示する一切の言動ならびに社会通念上、権利の行使または実現のための限度を超える一切の不当な行為
だけでも
民事介入暴力
とされているわけだ。
ヤクザに面倒なことを「解決して貰う」
というのは、どう考えても、上記定義に当てはまるんじゃないのか。
小倉智昭が、どの局面で
知らないうちにそういう(闇社会の)人が解決してくれるってこと
を容認できるようになった経験をしたのか、知りませんが。
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