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2011-08-12

東日本大震災 朝日新聞「ひと」欄掲載の「医師」、被災地で医師法違反の疑いか(速報)→しかも「偽名」→7/11日テレ「スッキリ!!」で医師として登場

まだ、共同の速報だけなんで詳しいことはよく分からないんだけど、一体何をやっていたんだか。


宮城県警、医師法違反容疑で捜査 

石巻市で被災地の「専属医」を務めていると朝日新聞報道の男性を、医師法違反で県警が捜査に着手。 2011/08/12 10:48 【共同通信】

ええっと、まさかですが
 医師免許なしで、医療行為を行ってた
とかいう話でしょうか。詳報を待つ。

一応、産経が報道している。


無資格で医療行為か 朝日新聞が医師として掲載、お詫び記事
2011.8.12 09:58
 朝日新聞(東京)は12日、東日本大震災の被災地で医療活動するボランティア団体の代表として10日付紙面で取り上げた男性が、実際には医師免許を持っておらず、無資格で医療行為を続けていた可能性が強まったと、12日付朝刊紙面で訂正記事を掲載した。記事掲載後に外部からの指摘で発覚し、その後の取材で無資格と判断したとしている。
 問題の記事は10日付朝刊2面「ひと」欄の「被災地で『ボランティアの専属医』を務める米田きよしさん(42)」。朝日新聞によると、この男性は4月ごろから宮城県石巻市内に常駐し、傷の手当てや投薬を実施。石巻社会福祉協議会に対して、厚生労働省が医師国家資格を認定したとする虚偽の証明書のコピーを提出するなどし、無資格で医療行為を続けていたという。記者の取材に対し男性は「日本の医師免許を持っている」と説明していたという。
 また、震災ボランティアを支援する日本財団(同)では、この男性の団体に7月、医療物資の購入費などとして100万円を助成。返金要求を含め、同財団は「今後、対応を検討する」としている。
 朝日新聞東京本社報道局の福地献一局長は「日本の医師資格を持たず、経歴についても虚偽の疑いの強いことがわかりました。誤った内容を掲載したことを深くおわびします」とコメントしている。

なんか
 日本の医師資格がない
って言い方が微妙。

続き。(11:54)
時事より。


医師免許なく医療行為=ボランティア男性、石巻で-朝日新聞が紙面で紹介

 東日本大震災で大きな被害が出た宮城県石巻市で、ボランティア団体代表の男性が、日本の医師免許がないのに傷の手当てなどの医療行為をしていたことが12日、分かった。男性は朝日新聞の10日付朝刊にも医師として登場していた。
 朝日新聞によると、男性は遅くとも4月から石巻市内のボランティア活動拠点に常駐し、体調を崩した人らの手当てや投薬を行い、朝刊2面の人物紹介コーナー「ひと」欄で取り上げられた。
 しかし、外部から「医師ではない」との情報が寄せられ、男性に電話で話を聞くと、日本では海外の医師資格を書き換える仕組みがないにもかかわらず「米国で取得した免許を書き換えており、自分は医師だ」と主張。「米田きよし」と名乗っていたが、偽名だったことも判明し、同社は「医師ではない」と結論付けた。(2011/08/12-11:46)

ま〜
 偽名
って段階で、相当ヤバい臭いがしますよね。

つか
 日本の医師免許は医籍で確認できる
ので、引っかからない時点でアウトですがね。

実はこの「ニセ医師」は
 日テレが7月11日に「スッキリ」で紹介済み
だった。
共同より。


無資格の医師、日テレも紹介 7月放送の情報番組で

 日本テレビは12日、朝日新聞が「医師」と誤報した男性を、7月11日午前に放送した情報番組「スッキリ!!」で取り上げたと明らかにした。
 同局によると、猛暑の中、東日本大震災の被災地で熱中症にかかったボランティアのケアをする医師として男性が登場したという。
 同局は「宮城県石巻市の社会福祉関係者などを通じ、紹介を受けた」としている。

「TVでた蔵(TV DATAZOO)」にそのデータが残っている。


米田きよし医師

7月11日放送 8:00 - 10:25 日本テレビ
スッキリ!! きのは猛暑日も・・・ 暑い被災地・・・浮上する問題
石巻ボランティアセンターとボランティアの活動を取材。取材の最中、ボランティアの男性が熱中症で倒れてしまう。倒れた男性に話を聞くと水分も塩分も取り対策は万全にもかかわらず熱中症にかかってしまったと語る。
なぜ熱中症で倒れてしまったのか、ボランティアの多くは短期で活動する為がんばりすぎてしまうのではないかと医師は語る。
こうした事を受けて石巻市ではボランティアに注意をうながしたり、熱中症対策グッズを発注。しかし対策グッズは数が足りない状態で未だ届いていないと職員は話す。

この
 医師が問題の「米田きよし」氏
ってことね。

さて、日テレといえば、読売だけど、読売の続報。


医師免許ない男、被災地で治療か…4月から

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市で、市災害ボランティアセンターを拠点に、医師免許を持たない男性が「医師」を名乗って、今年4月からけが人の治療などを行っていたことがわかった。
 男性は現在、所在不明となっており、宮城県警は医師法違反(無資格医業)の疑いもあるとして捜査を始めた。
 朝日新聞は10日朝刊の記事でこの男性を、カナダの大学病院所属の「小児救命救急医」と紹介しており、12日朝刊でおわび記事を掲載した。
 同センターなどによると、男性は、ボランティア団体「WF(ワールドフュージョン)」代表の「米田きよし」と名乗り、4月上旬から市内の石巻専修大敷地内のテントに診察スペースを設け、けがをしたボランティアたちの治療にあたっていたという。
 しかし、6月に大阪市内の調査会社から医師ではないのではないかなどの指摘が寄せられ、同センターが男性に医師資格を証明する書類の提示を要求。
 男性は「医師国家資格認定証」などと記載された書類を提出した。また、民間団体の役員で「小児科医」と書かれた名刺も所持していたため、同センターはそれ以上、確認はしなかったとしている。
 厚生労働省によると、男性が示した「認定証」は同省では発行しておらず、「米田きよし」という名の医師登録もなかった。

(2011年8月12日13時19分 読売新聞)

ほら、読売、ちゃんと日テレ「スッキリ!!」にも取材掛けろよ?

さらに続き。(14:58)
読売が日テレ「スッキリ!!」に取材を掛けてるが、
 奥歯に物が挟まった物言
である。


日テレ「スッキリ!!」でこの男性を紹介

 日本テレビは12日、7月11日放送の情報番組「スッキリ!!」の中で、この男性を「医師」として紹介していたことを明らかにした。
 被災地で活動中のボランティアで熱中症が増えているという情報を紹介する際に、コメントなどをしていたという。
 同社総合広報部では「医師の資格があるかどうか確認できておらず、現在、事実確認を続けている」とコメントしている。

(2011年8月12日14時36分 読売新聞)

だ〜か〜ら、
 医籍を検索
だってば、日テレ。

で、朝日は
 記事を全面削除
して、お詫びした模様だが、webの無料版には見つからない。「ひと」欄はweb版には出てないから、って黙ってよう、ってことかよ、朝日。
同じく読売より。


朝日新聞がおわび、全文を削除…件の医師紹介

 この男性を紹介した記事を掲載した朝日新聞は、12日朝刊社会面で「全文を削除する」とする異例のおわび記事を掲載した。
 同社は、この男性について10日朝刊2面の「ひと」欄で「被災地で『ボランティアの専属医』を務める米田きよしさん(42)」と紹介。掲載した経緯について同社広報部は、男性が取材に対し、医師資格を示す顔写真入りのカードや、カナダの病院所属の医師であるという名刺を提示したとしている。
 しかし、掲載後に「医師ではない」との情報が寄せられ、確認した結果、男性は日本の医師免許を持っておらず、名前も偽名など複数の虚偽の疑いが判明したという。
 同社は、おわび記事とともに、この男性が医師の資格がないまま、ボランティア活動拠点で傷の手当てや投薬といった医療行為をしていたという内容の記事も掲載。「誤った内容を掲載したことを読者の皆様に深くおわびいたします」とする福地献一・東京本社報道局長のコメントも掲載した。

(2011年8月12日14時35分 読売新聞)

というわけで
 朝日新聞を取ってないヒトには、「なにがあったかわからなくて結構」「ヨソで確認しろ」
ってことらしいぞ。

更に更に続き。(15:31)
NHKはこの
 「ニセ医師」の所在を確認している
模様だ。


被災地で治療 資格ない偽医者か
8月12日 12時53分

震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で、けがをしたボランティアの治療に当たってきた団体の代表が、医師の資格がないのに医療行為をしていた疑いがあるとして、警察は関係者から事情を聞き、事実関係を詳しく調べています。
石巻市では、4月ごろからボランティア団体の代表の「米田きよし」と名乗る男性が、キャンピングカーなどでけがをしたボランティアの手当てをしたり、薬を処方したりする活動に当たってきました。ところが、ことし6月、この男性に不審な点があるとの情報が石巻市の社会福祉協議会に寄せられたということです。社会福祉協議会が医師の資格を示すよう求めたところ、男性は「医師国家資格認定証」などと書かれた顔写真入りのカードのコピーを提示して、医師だと主張したということです。厚生労働省によりますと、医師であることを証明するのは「医師免許証」だけで、男性の提示した「認定証」は存在しないということです。警察は、医師の資格がないのに医療行為をした医師法違反の疑いもあるとして、関係者から事情を聞くなどして事実関係を調べていて、今後、本人からも事情を聞く方針です。この男性は、朝日新聞が10日の朝刊で「救護所で250人余りを診察してきた医師」として紹介しましたが、12日の朝刊で「経歴について虚偽の疑いがあり、日本の医師資格は持っていないと判断しました」などとするおわびを掲載しました。男性はNHKの取材に対して「現在は石巻にはいない。電話では話はできない」としています。
日本で医師の国家試験に合格すると、厚生労働大臣から医師免許証が交付され、医師の戸籍に当たる「医籍」に登録されます。さらに、医師として医療機関で働くには2年間、医療現場で研修を受けなければなりません。医師は2年ごとに居住している都道府県の知事を通じて、働いている医療機関などを厚生労働省に届け出ることが義務づけられています。平成19年には医師の資格を確認するデータベースが作られ、名前で検索すると資格の有無や、業務停止などの処分を受けているかどうかを確認できるようになりました。しかし、このデータベースは医師の届け出を基に作られているため、届け出ていない医師についての情報を確認することはできません。このため、厚生労働省は、「データベースに登録されていない場合は、その医師の医師免許証を確認するしかない」としてます。

NHKは
 医籍について慎重な扱い
だが、まあ、ほぼ真っ黒という感触ではありますね。

更に続き。(23:23)
問題の
 朝日が全面削除した8/10付「ひと」
はこちら。画像は拾いモノ。
Hito
全文、翻字してくれた方がいたので、お借りする。【マスコミ】無資格で医療行為か 被災地で医療活動するボランティア団体の代表、朝日新聞が医師として掲載→12日付朝刊でお詫び記事スレッドの135さん、ありがとうございます。


8月10日付朝日「ひと」
被災地で「ボランティアの専属医」を努める
米田きよしさん(42)
 宮城県最大のボランティア拠点・石巻市。震災後、のべ約8万7千人が訪れた。ここで「ボランティアの専属医」を務めている。
 泥出し作業中に釘やガラスを踏む人、家財道具の運搬中に手足を挟む人、ぎっくり腰になる人、持病の薬を飲み忘れて重体になる人もいる。「ボランティアの基本は自己責任」が口癖だが、善意で集う人を放っておけず、彼らが生活する石巻専修大学のテント村に3月半はから住み着いた。
 「ボランティアのボランティアや」。救護所では、破傷風の予防や熱中症の患者をはじめ、250人余りを診察してきた。
 本来はカナダにある大学病院に所属する小児救命救急医。1999年に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の派遣医になり、ルワンダの診療所で働く。休暇で日本へ帰国中に東日本大震災と遭遇、NGO「カナダ医療支援チーム(CMAT)」のメンバーとして被災地に入った。
 震災直後、生存者の捜索を手伝ったが、大半は遺体だった。「日本だから薬が手に入って助かった命がある。便利さに慣れ、ガソリンや電気がないからと柔軟に対応できなかった悔しさもある」
 自らの故郷で大量のボランティアを診ることになるとは考えもしなかった。いまだに受け止められない気もする。少なくとも年内は石巻に腰を据えるつもりだ。
文・藤森かもめ 写真・飯塚晋一

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コメント

「全面削除」というのは、「証拠隠滅」の間違いでは?
レベルとしては、高速電車を坑に埋めた中国鉄道部と同じなんですがね、朝日新聞社。
詫びを入れるという行為は、あとから事実検証ができるような証拠を残さないと何の意味もありません。

投稿: SY1698 | 2011-08-12 17:48

4月ごろといえば、各医師会に対して、被災地の医師会などから、検死のための医師派遣を要請していた時期である。
検死のための医師が足りない中、日本の医師資格を持つという人物が、この時期に被災地にいたのなら、検死に携わっていたのではないのか。
社会の公器たるマスコミであれば、当然そうしたこともきっちり取材をしているんだろうな。
「免許の書き換え?」なんてのを真に受けてる記者の見識ではダメかな。

投稿: どこも歯切れが悪い | 2011-08-14 05:22

医籍登録のサイトはまずアテになりません。大学病院の医者など特にそうですが、「2年に1回の所在の届け出」に何のメリットもない(罰則もない。デメリットとして、標榜科によって強制的に「徴医」されてしまう危険性が生じる。産科・小児科・麻酔科などはしなくていいならしないに越したことはない)ので、みんな全然していません。もちろん本編の医籍登録は国試に通ったその日にしていて、固有の通し番号がありますよ。僕で40万人目くらいです。
僕もいま見てみましたが、ウェブサイトでは該当無しでした。晴れてニセ医者決定ですねwww

医師免許は賞状みたいなものなのですが、本当に素人さんどなたもご存じないようで(これは仕方ありません)。カードのものを偽造するよりよっぽど簡単そうなのですがwww
今回の件はまあ笑い話でもいいと思いますが(もちろん罰せられなくてはいけません)、ネット上に「そんなに簡単に医者の仕事ってできるんじゃないか」とアフォなことを言い始めている輩が散見されるのがイタイですね。

投稿: 惨禍医 | 2011-08-15 11:07

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