金正日総書記死亡(その3)藤村官房長官「アメリカも情報を把握せず」
先ほど行われた藤村官房長官の緊急記者会見で、気になる発言が。産経より。
藤村官房長官の緊急記者会見詳報
2011.12.19 14:53 (4/5ページ)-死去の確認は報道でしたということだが、事前の情報段階として把握していたことはあるか
「あのー、これは本当に、アメリカもそのようですが、非常にあの、情報管理が行き届いていたというべきかどうかですが、確認は本当に北朝鮮の放送によってのみ確認されたというのが事実であります」
-北朝鮮の発表では外国の弔意団を受け付けないということだが、いま日本からの渡航制限をかけているが、このまま続けるのか
「それはこの後のさまざまな会議において検討していく課題だとは思います」
ふ〜ん、
同盟国アメリカも、正午の発表まで何も知らなかったようだ
という発言なんだけど、
1. アメリカの東アジアの諜報能力が落ちていて、日本同様、朝鮮中央放送の特別放送までアメリカ中枢部も情報を把握してなかった
2. アメリカは事前に情報を把握していたが、同盟国に通知できる暇がない程度ぎりぎりの段階での入手だった
のどっちだろ。少なくとも、
昨日、李明博韓国大統領が日本での外交日程をこなした
わけで、
韓国は、少なくとも「昨日は情報を得ていなかった」
ってことなんだけど、普通は、もし事前に金正日死亡などという重大情報があれば、米韓の間ですぐに情報を交換するはず。
何が起こっていた?
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コメント
こんなニュースもあるので米軍は掴んでいたような気がしますが確信にまでは至らず連絡できなかったというところな気がします。
米偵察機、北朝鮮方向へ 総書記死去で嘉手納から
http://news.livedoor.com/article/detail/6131211/
投稿: A_Wilhelm | 2011-12-19 22:42