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2012-01-31

東日本大震災 今後M8クラスの余震とそれに伴う巨大津波の起きる恐れ@海洋研究開発機構

余りうれしくないニュース。NHKより。(リンク先に動画あり)


日本海溝 地震と津波の危険性
1月31日 4時36分
去年3月の巨大地震の影響で、東北沖の「日本海溝」の東側の海底では、規模の大きな地震が起きやすい状態になっているとみられることが、専門家による調査で分かり、津波の危険性が指摘されています。
独立行政法人「海洋研究開発機構」の研究グループは、去年4月下旬から7月上旬にかけて、東北沖の太平洋の日本海溝の東側の海底に地震計20台を設置し、地震活動を調査しました。日本海溝は、太平洋プレートと呼ばれる海側の岩盤が陸側の岩盤の下に沈み込み始める場所で、去年の巨大地震の震源域の外側に当たります。
M81
観測された地震を分析した結果、太平洋プレート内部の深さ40キロにかけて起きていた地震の多くが、引っ張られる力によって起きる、「正断層」と呼ばれるタイプだったことが分かりました。
太平洋プレートの内部の地下深くでは、プレートが沈み込む際に押される力が加わるため、反対の「逆断層」のタイプの地震が多いことが知られています。
M83
一方で、日本海溝の東側では、およそ80年前にマグニチュード8クラスとされる「昭和三陸地震」が発生するなどこれまでも「正断層」による巨大地震と津波の危険性が指摘されていて、研究グループは、去年3月の巨大地震の影響でプレートにかかる力が変化し、規模の大きな地震が起きやすくなっていると分析しています。
M84
海洋研究開発機構の尾鼻浩一郎主任研究員は
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(キャプション 揺れに関しては震源域が陸からかなり離れていることもあるので)
M86
(キャプション それほど大きな影響ないかもしれないが)
M87
(キャプション 津波という意味では震源が浅い部分
非常に大きな津波起きる可能性ある)

「断層が地下深くまで延びた場合はマグニチュード8クラスの巨大地震になるおそれがあり、陸地で強い揺れを感じなくても高い津波が発生する可能性がある。周辺海域での調査を続けて、地震活動の実態を明らかにしたい」と話しています。

というわけで
・3/11の巨大地震で地震の起きるメカニズムが逆断層→正断層に変化
・今後、最大でM8クラスの余震が起きる危険性
・震源が陸から遠いので「揺れはそれほど大きくない」が「巨大な津波が起きる」危険性
とのことだ。地震ではなく
 余震
というのが、問題である。つまり
 起きるのが、遠い将来ではない
ってことだ。

M9という巨大地震の後なので、地盤は長期間にわたる調整局面に入っている。一度、これほどの大きな変化が起きると、そう簡単には周囲の変化は収まらない。

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