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2012-01-28

三重県志摩の「菓子工房シマヤ」のお菓子がいろいろ凄い件

いけずな京女さんのblog「コン美味食文化論」の記事
 開運!伊勢志摩のタヌキケーキ
経由。
いけずな京女さんがこのお店の
 タヌキケーキ
を紹介されているのだが、
 菓子工房シマヤ
は、タヌキケーキだけでなく
 いろいろユニークな商品展開
な志摩の地元菓子店なのである。ホームページの謳い文句は
 当店は三重県志摩市志摩町にある和洋菓子専門店です
というものだ。

めくるめくお菓子の数々を見ていこう。画像は通販サイトからお借りした。

まあ、タヌキケーキはまだ理解の範疇にある。
絶滅危惧種 風水 伊勢志摩タヌキ
こんなの。
25842013

上記ページでは、タヌキケーキの食べ方まで指南してくれている親切振り。
タヌキケーキは、
 通販サイト
から購入可能だ。他にもいくつかのお菓子を買うことが出来る。

で。
 伊勢志摩といえば豊かな海産物
だ。伊勢志摩の宿も、呼び物は
 伊勢海老、鮑
を始めとする豪華な海の幸なのだが、
 それを意表を衝いたお菓子にしてしまう
のである。

伊勢海老。
エビせんべいなら、ありがちで今更驚かないのだが、この菓子工房シマヤの場合はちょっと違う。通販サイトから。
 海月
37150927
何が驚いたかって
 ドーマン・セーマンを裏表の模様にした
ってところで、解説によると


伊勢海老を殻ごと粉にした海老粉末を使った、塩味のクッキー。バターの豊かな味わいと伊勢海老の香りをお楽しみください。クッキーの表面には海女さんのお守りのマジナイ「セーマン・ドーマン」が描かれています。

ああ、海女さんのお守りなのね。
ホームページに更に詳しい説明がある。


魔除け、魔おどし、龍宮にひきこまれるのを防ぐためのおまじないとされている。
なお、海女達が恐れる魔の代表的なものとしてはトモカヅキ、山椒ビラシ(身体をチクチクとさす生物とされる)、尻コボシ(肛門から生き肝を引き抜く魔性といわれる)、ボーシン(船幽霊)、引モーレン(海の亡者霊)、龍宮からのおむかえ、などがある。
磯手拭や襦袢などに、星形の印(セーマン)と格子状の印(ドーマン)を貝紫で描くまたは黒糸で記し、海での安全を祈願する。磯ノミ、磯ジャツ(上着)、磯メガネなど、海女の用具全般に記され、また、漁夫の褌にも記されることもある。
星形は一筆書きで元の位置に戻り始めも終わりもないことから魔物の入り込む余地がなく、格子は多くの目で魔物を見張るといわれる。海女達の口伝に寄れば星形は一筆書きで元の場所に戻ることから『無事に戻ってこれるように』との祈りを込めたともいわれている。

こんな凄いクッキーが1枚150円。

通販では扱ってないが、
 ひじきあんの「ひじきどら」150円
もある。謳い文句は、


あえてひじきの磯臭さを取り除き、食感だけを残しました。
ひじきなのに普通に和菓子となっている不思議を味わって下さい。

いろいろチャレンジャーな気がする。

菓子工房シマヤが海藻をお菓子に仕立てるのは、ひじきだけではない。
 アオサプロジェクト
という壮大な名のもとに展開されるのは
 あおさ潮ようかん(あおさ入り塩羊羹)
 志摩アジ(鮎菓子をアレンジした和菓子で、生地にあおさ海苔を配合し、ギュウヒ餅を包みこみました。)
 あおさクッキー(あおさ海苔入りクッキーです。志摩市のイニシャルSを形どり、アオサ入りチョコクリームでサンドし、上部にチョコレートをコーティングしました。)
 あこや(あおさマドレーヌ)
というラインナップ。
 所謂「のぼりあゆ」の生地にアオサを練り込んで「志摩アジ」にしてしまう力業
が凄い。

名称で度肝を抜かれるのは
 アワビ王国名菓
のページで紹介される数々の菓子だ。双璧は
 きんこタルト
26642305_o2

 あわび最中
26642413_o2
だろう。
さすがに
 きんこ(光参 ほしなまこ)や鮑
が入っているわけではない。きんこは、サイトの説明によると


冬になると、伊勢志摩では「きんこ」、「にっきり干し」などとよばれる黄金色の干しいもが商店に並びます。きんこは鳥羽や志摩地域で昔から作られていたサツマイモの保存食です。
サツマイモは気候不順に強く、砂地ややせた土壌でもよく育ちます。肥沃な平地の少ない鳥羽や志摩では、海辺の畑でもよく育つサツマイモは昔は重要な作物でした。
「きんこ」とよばれるわけ
きんこは、本来ナマコ類についたよび名です。
干したナマコに形が似ていたことから「にっきり干し」のことを「きんこ」とよぶようになりました

とのことで、干し芋だ。ああ、びっくりした。


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