ロシアで公務員のおバカ加減を可視化する「馬鹿の地図」作成 webで公開へ
民主化されたことになっているとはいえ、
東欧の公務員
というと
親方共産党時代の名残を引きずっている
というイメージが強い。特にロシアは、ネタに事欠かない。
で。
メドベージェフ大統領が
馬鹿の地図
を作るという。The Voice of Russiaより。
ロシア 公務員の馬鹿格付け開始16.01.2012, 17:46
ロシアのメドヴェージェフ大統領の主導で、「馬鹿のいないロシアへ」と名づけられたインターネット・プロジェクトが開始された。
今後、ロシアの公務員の無意味な決定をインターネット上で追跡することが可能となる。このプロジェクトの主眼となるのは、地方公務員の「馬鹿な」決定についてのロシア国民の通報に基づき作成される「馬鹿の地図」だ。「馬鹿の地域ごとの平均的指数」を算出することすら可能になる。しかし、あらゆる種類の「人的操作」を防ぐため、「馬鹿」の平均レベルを算出するための計算式は公開されていない。
このプロジェクトは、公務員の無意味な決定を公表するだけでなく、公務員たちがそれに具体的に対処するように仕向ける機能がある。公務員の無意味な決定がなされた地方は赤旗でマークされる。そして、訂正が進行中となればそれは黄旗に変わり、完全に訂正されれば緑旗となる。
キモは
あらゆる種類の「人的操作」を防ぐため、「馬鹿」の平均レベルを算出するための計算式は公開されていない
ってとこね。ここで、
報道の信頼性ががた落ち
になりますな。
計算式を「公開出来ない」のがほんとじゃないのか
という疑惑が沸々と沸いてくるのは、旧ソ連=ロシアと縁の深い北海道で育ったからだろう。旧ソ連時代のサケマス漁業交渉の昔から、
ロシア政府の発表はすべて「裏を読め」
と道民は子どもの頃より対ロシアリテラシーを鍛えられているのである。サケマス漁業交渉で、いかに日本の水産省がやられまくっていたか、毎日のように、道新を始めとする地元紙、NHKを始めとするテレビが報道してくれてたからな。その当時を知る道民で
イシコフ漁業相
が嫌いじゃない人はたぶん一人もいないだろう。
で、
日本でこの手の地図
を作ろうとするとどうなりますかね。
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