雪道を歩く
今回、調査先は北国。今の時期は根雪がまだある。当然ながら
路面は氷と雪が混在
している状態。
いろいろ迷って、
足元はスノトレ
にした。二年程前、横浜は鳥浜にあるNIKEのアウトレットで、
破壊的な安値
でたたき売られていた一足である。道産子としては
雪道での安全歩行が可能な靴
は、常に一足はキープしておかなくてはと思い購入した。関東辺りだと、一冬に一回、スノトレの出番があるかどうかだろうから、あんな価格だったんだろう。
で、相当久しぶりに
本格的な凍結路面に雪が乗っかっている状態の道路を歩く
ことになったのだが、子どもの頃から20年近くさまざまな状態の雪道・アイスバーンを歩いていたし、最近雪が降った後だったから、ほぼ楽勝だった。
スノトレのグリップも申し分ない。
転ばないための一番の鉄則は
急がないこと
だ。急ぐと、足元のグリップが不安定になり、滑って転ぶ危険性が増大する。あとは
体重をなるべく足の裏全体にかける
ことかな。
外気温は-4℃より高かったようで、この気温だと、交通量の多い幹線道路だと、路面の凍結が緩み始める。まあ、冬にしては
暖かい方
ですな、体感的には。道産子としては
真冬日
といわれても、
最高気温が零下をちょっとでも下回れば真冬日
なわけで、
ま、冬だし、真冬日で当たり前でしょ
という感じかな。本当に真冬という感じになるのは
外気温が-4℃より下がった辺りから
だと思う。-4℃より下がると、路面が融けなくなってくるので、路面を走行する自動車のタイヤの音が全然違ってくる。
久々に雪景色を眺めたので、元気になった。
冬は雪を見ないと、調子が出ない。
すべてのものが、綺麗なものも醜いものも、なにもかも、真っ白い雪で覆われ尽くして、色彩が消えモノクロの世界になる、吹雪の昼間は好きだ。圧倒的な力で雪に覆い隠される日々を半年ほど過ごす、その営みを子どもの頃に経験すると、大抵のことには負けない気持ちが、心の根っこの方に自然とできあがるような気がする。雪国出身の人の粘り強さは、厄介な冬の伴侶、雪が作ってくれる。
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コメント
道産子の同級生(のはず・・・友達から、このサイトを聞きました)です。
冬は、雪ですね。常日頃思っている、雪への思いを心地よく語ってくれていました。ありがとう。
投稿: 細川 貞人 | 2012-03-07 00:11
おや、細川くんじゃありませんか。お久しぶりです。
その内、飲みにでも行きますか!
投稿: iori3 | 2012-03-07 00:52
本当にお久しぶりです。
是非、一度、飲みたいものですね。
投稿: 細川貞人 | 2012-03-24 16:05