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2012-06-05

二代目猿翁・四代目猿之助・九代目中車・五代目團子襲名披露興行初日

今日は昼過ぎから、twitterを始めとしてweb上でも、メディアでもえらい騒ぎで、ワイドショー各局が
 襲名披露の口上
を次々流していた。
NHKニュースより。


“猿之助・中車”襲名華やかに
6月5日 18時43分

人気俳優の市川亀治郎さんと香川照之さんが、それぞれ四代目市川猿之助と九代目市川中車を襲名し、スーパー歌舞伎の「ヤマトタケル」などを演じる興行が5日から東京で始まりました。
襲名披露の興行は5日から東京の新橋演舞場で始まり、このうち昼の部では一門の俳優が勢ぞろいするなか、襲名する俳優たちが口上を述べました。
「市川猿之助」の名跡は、現代的なスーパー歌舞伎の創始者で「歌舞伎界の革命児」とも呼ばれた三代目猿之助が50年近く名乗った伝統の名跡で、今回、そのおいに当たる36歳の市川亀治郎さんが四代目を襲名しました。
襲名披露で猿之助さんは、「亀治郎という名に愛着があり、さみしさ6分、うれしさ4分と言っていましたが、襲名してうれしさ100%になりました。歌舞伎のために命を捨てる覚悟ですので、厚い支援をお願い申し上げます」と述べました。
また、テレビや映画で演技派の俳優として活躍する香川照之さんは、三代目猿之助の息子で、今回、九代目市川中車を襲名し、長男で8歳の市川團子さんとともに初舞台を踏みました。
中車さんは、「生涯をかけて精進して中車を名乗る責任を果たしていきたいです。今後、親子ともに懸命に精進して舞台を務めていきます」と述べました。
5日の口上では、舞台後ろのふすまが開いて猿之助、改め二代目市川猿翁さんが台に乗って姿を見せ、「いずれの皆様にも相変わらぬご声援のほど、隅から隅までずず、ずいーっと請い願い奉ります」とおなじみのせりふを述べると、観客からは大きな拍手が起こりました。
このあと、夜の部の「ヤマトタケル」の演目では、猿之助さんが華麗な立ち回りや早替わりを披露したほか、中車さんが帝の役で存在感のある演技を見せていました。市川猿之助さんと市川中車さんの襲名披露興行は、来月29日まで東京の新橋演舞場で行われます。

三代目猿之助改め二代目猿翁は、脳梗塞の後遺症があるが、不自由な体を押して、口上の最後に登場。さすがに最後の
 請い願い奉ります
は、声も通り、聞き取れるのだから、役者というのは恐ろしいものだ。
中車は初舞台。初日の口上故、初々しさ半分、慣れぬことからの緊張半分といった具合で、えらく早口の口上だった。これは日を追って、良くなるのではないか。同じ初舞台でも、團子は子役だし、きちんと座って挨拶できればそれでよいのだが、舞台度胸のいいところを見せて、場を和ませていた。

なお、NHKの気合いの入れ方は凄い。
新猿之助、新中車のロングインタビューを早速webに載せている。
市川猿之助と中車・思いを語る 6月5日 19時55分
市川猿之助(亀治郎改め)さん
市川中車(香川照之)さん
中車のインタビューは、なかなか胸に迫るものがある。
 46歳で制約の多い歌舞伎の世界にゼロから飛び込む
のは、そうそうできることではない。

両親の確執もあって、踊りの基礎がないままここまで来てしまった中車が、古典をやらせてもらえるかは分からないけれども、これから精進を積むというから、楽しみに見ていよう。

まずはめでたい。
梅原先生が、出雲を題材に、新しい芝居を新猿之助のために書いているというので、そちらも楽しみだ。

で、当然、NHKでもこの公演は中継録画でやるんだよね?

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