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2012-07-08

アメリカに「明日」があった頃 カーネルおじさんの自伝がKFCサイトから無料ダウンロードできる

おごちゃん経由。おごちゃんとは、ネット上でもう随分長いつきあいになる。20年以上になるのかな。

カーネル・サンダースといえば、家の近所の
 KFC
で、季節によっては謎のコスプレを強いられ、タイガースファンには、1985年道頓堀に投げ込まれて、2009年に再びぼろぼろな姿で発見されるという
 突っ込み甲斐のあるおじさん
だが、実際は
 タフなアメリカン・ビジネスマン
だ。その自伝が、なんと
 KFCのサイトからタダで落とせる
のである。
今日もカーネルの調理法!
の一番下ね。pdfがダウンロードできる。

引退してから
 巨大フランチャイズKFCを立ち上げた
人物で、
 リタイア後の夢の人生を体現した人物
として有名なカーネル・サンダースなんだけど、その自伝を読んだのは初めてだ。
骨格としてあるのは
 前向きで楽天的な自信
 惜しみなく働く
 ベストを尽くす
 関わっているヒトには幸せになってもらう
という考え方。日本の労働者がいま不幸せなのだとすれば、それは、カーネル・サンダースが従業員に対して行った
 従業員には「良い」か、そうでなくても「平均以上」の給与を支払うこと
とは正反対の状況にあるからだろう。
 マニュアルにはない、「お客様優先のサービス」
で、カーネル・サンダースが経営するモーテルは評判を取っていたが、それは十分な給与がもたらす
 心の余裕
による。経済的な余裕は、従業員が、
 お客様には最良のサービスと付加価値を上げなさい
という、カーネル・サンダースの指示を遂行する原動力となっていたのだ。

今の日本にあるのは
 マニュアルでがんじがらめになった従業員が「身を削る過剰サービス」
なのであり、それは、働くヒトを決して幸せにはしない。

一方、アメリカでも、これほど楽天的な生き方とやり方は、現在ではすでに難しくなっているだろう。
まだアメリカに「明日」があった頃の幸せな物語が
 世界でもっとも有名なシェフ カーネル・サンダースの自伝
である。

それでも、これは見習おうと思った一節を引用する。(pp.188〜189)


 ある夜、ベッドに横たわり、明日の資金繰りを考えているうちにまったく眠れずに朝を迎えたことがありました。そこで私はハッとしたのです。
「夜のこんな時間に、私はなぜ考えているんだ? 会いたい人がいても会えない時間じゃないか。いまは、なにもすることができないのだから、くよくよせず眠るべきだ」
 その時以来、私はベッドに入るときは、心をまっさらにします。そして赤ちゃんのように眠るのです。こうした考え方も、76歳にしてこれだけ元気でいられる理由のひとつではないか、と思います。

 心をまっさらにして、赤ちゃんのように眠る
って、いいじゃない! つまらぬ心労を避けるための特効薬だよね。

なお、冒頭には
 ダイエットなどという言葉とはまるで無縁のアメリカ南部のカントリーレシピ

 イラスト入りで満載
だ。
こんなごってり・重量系を毎日食べて暮らしていたら、ヤワな日本人は、脳血管か心臓がやられて、長生きできそうもない。
日本人には更に謎なのは
 農場で淹れるのと同じやり方のコーヒー
である。
 卵を割り入れる。このとき殻も一緒に。
という指示が、何を意味するのか、全然分からないのですよ。

続き。
FacebookのKFCのページから、英語版がやはり無料でダウンロードできる。
写真の充実振りは、当然ながら上。
日本語版と逆に、レシピは巻末に添えられる形で、一部にはカラー写真がついている。この写真、実においしそうだ。

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