車の運転を止める
父が自動車の運転を止めた。78歳で、目も耳も年齢並に衰えてきている。どこへ行くにも車がなくては、という人だったので、どうやって止めて貰うか、家族親族一同心を砕き、あるいは悩んでいたのだが、自分から止めると宣言してくれた。ともかくも、一安心だ。
高齢者の運転が危険なのは、感覚器官が衰え、反射神経が鈍り、判断力が落ちて、とっさの決断と行動ができなくなるからだ。
父も、先日、一瞬逆走したらしい。市内の道路で、隣に乗っていた母がすぐに気がついた。たまたま交通量が少なく、事故を起こす前に、何とか通常のルートに戻すことが出来たそうだが、危ないことこの上ない。そんな話を聞いたばかりだった。
母は弟と相談して
紅葉マーク
を送って貰っていた。父に気づかれないように、こっそり貼るつもりでいたのだが、貼る前に父が運転を止めると言い出したので、沙汰止みになった。
貼らずに済んだなら、それはそれで結構なことだと思う。
| 固定リンク
コメント