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2012-10-13

iPS細胞心筋移植報道で読売 誤報を認めお詫び@10/13(その2)各紙対応に追われる→厚労省は森口氏が関わった厚労省科研等の調査へ

誤報をやらかした読売と共同はともかく
 森口尚史氏が登場する記事

 読売以外の新聞も掲載
している。

朝日。


森口氏、iPS研究の詳細説明あいまい 朝日新聞も取材

2012年10月13日0時40分
(略)
 朝日新聞は1996、97年に医療経済研究機構調査部長だった森口氏による肝炎の治療効果分析の記事を2本、2002年には東京大先端科学技術研究センター特任助教授時代の森口氏の診療報酬改定のあり方に異論を唱える投稿を掲載している。

朝日は、2002年以降は取り上げてない模様。

毎日。


iPS臨床問題:「研究成果に疑義」読売新聞、調査へ
毎日新聞 2012年10月12日 22時30分(最終更新 10月13日 03時44分)
(略)
 毎日新聞は森口氏の研究に関する記事を09年の7月から12年8月の間に5本掲載した。09年7月9日朝刊「肝がん細胞からiPS細胞」▽09年9月2日朝刊「肝がん細胞大半を正常化」▽10年2月24日朝刊「薬品投与でiPS細胞」▽12年2月22日朝刊「肝臓がん薬に糖尿病薬」▽12年8月4日朝刊「卵巣凍結でがん治療後妊娠」で、2本は専門家による審査を経た学術誌に掲載されたほか、3本は国際会議で発表したか発表されることが確実だと判断し紹介した。毎日新聞は今後、記事について検証する。

まあ、毎日の場合は、
 検証が必要
ですな。

日経も
 森口氏の関する過去の記事を検証
すると昨日夜表明した。

一番、共同研究者が頭を抱えているだろう事態は
 厚労省が森口氏が関わった厚労省科研等の研究を検証する
と言ってることだろう。NHKより。


森口氏の研究 厚労省が調査へ
10月13日 4時6分

日本人研究者がiPS細胞の移植に世界で初めて成功したとする発表の信ぴょう性が疑われている問題で、厚生労働省は、厚生労働省の予算で行われた研究のうちこの研究者が関わっていた3件について、報告内容に問題がないか調べることを決めました。
この問題はニューヨークで開かれた国際学会で、日本人研究者、森口尚史氏が、iPS細胞から変化させた細胞を世界で初めてヒトに移植したと発表したことに対し、学会を主催した財団が疑義を示し、発表内容を示したポスターを撤去したものです。
厚生労働省によりますと森口氏は、平成10年から平成18年にかけて高血圧の治療を巡る研究や、自治体などが行った健康寿命を伸ばすための対策の効果を検証する研究など、厚生労働省の予算で行われた3つの研究に関わっていました。
いずれの研究も治療や実験を実際に行うものではなく評価や分析をしたもので、森口氏は主任研究者の下で分担研究者として関わっていたということです。
今回の問題を受けて厚生労働省は、この3件の報告書の内容に問題がないか調べることを決め、12日、主任研究者に研究内容を改めて確認し、報告するよう求めました

共同研究者からすると、悪夢以外の何物でもなかろう。


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