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2012-11-06

北京周辺は大雪 万里の長城で日本人を含む5人の観光客が遭難(番外編)整備されてない「野長城」はとんでもなく危険

1997年8月、中国に留学中、万里の長城の一つで、北京から近い
 司馬台
に行き、危険な目に遭った「あんちん」さんの回想記がある。現在は、司馬台も観光整備されて状況はかなり変わっているのではないかと思うが、所謂
 野長城(未整備の万里の長城)の状況
は、これで分かる。今回、遭難された方が目指したのは、こうした
 野長城を含む、かなり習練のいるルート
だった。
是非、ご一読を。「あんちん」さんのblog「宇宙の法則へと流れる道ー護身武道と医療氣功の世界-」の2007年6月の記事
我、万里の長城で遭難す-司馬台の長城にて-

野長城の概況については、今朝の読売が詳しい。


未開発の「野長城」人気コース…険しく事故多発

【北京=加藤隆則】現場となった万里の長城付近は、一般の観光客は訪れないが、未開発のため自然が保護され、一部登山家の間では「野長城(野生の長城)」として人気のあるコース
 例年この時期は紅葉が見頃で、変化に富んだ風景が楽しめる一方、険しゅんなため事故も多発している。
 万里の長城付近のトレッキングやウオーキングツアーは、日本の旅行会社でも複数開催されている人気のコース。大阪市の旅行会社も今年4月からツアーを始めた。担当者によると、近年、利用者からは近場の海外でウオーキングできるツアーの開催要望が増えているという。
 観光地化された万里の長城は修復され、車道やロープウエーが整備されている。しかし、明の時代に建設後、黄砂などで風化が進み、一部が崩れ、所々途切れながら山の峰を縫うように続いている「野長城」は、登山事故も多く発生。中国メディアによると、北京では昨年1年間に49件の事故が発生し、9人が死亡、2人が負傷している。1日にも北京東部で高齢者が転落し、5時間後に救出される事故が起きたばかりだった。

(2012年11月6日09時24分 読売新聞)

というわけで
 野長城では、悪天候でなくても、転落事故等が起きている
のだ。

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