北京周辺は大雪 万里の長城で日本人を含む5人の観光客が遭難(その4)ツアー会社「アミューズトラベル」は安全性度外視 今回が初めての企画だった100kmトレッキングコースの下見をせず、現地に客を送り込む
トムラウシの遭難事故の時も相当とんでもないツアー運営だった、アミューズトラベルだが、
今回のツアーは、初めて企画した、経験のないコース
だったのにも関わらず、
コースの下見もせず、客を募り、現地に丸投げ
していたことが判明した。これって
何かが起きても、責任をもって対処などできない
ってことじゃん。要するに
客は会社に入金してくれるATM扱い
だったってことだよね。NHKより。
会社としてコースの下見行わず
11月5日 19時24分中国の河北省の山間部で、日本人観光客4人を含む5人が大雪で遭難し、3人が死亡した事故で、ツアーを企画した旅行会社によりますと、日程やコースなどの計画は地元の旅行会社からの情報などを基に決定し、会社としてコースなどの事前の下見は行わなかったということです。
海外の山岳ツアーに詳しい専門家は、3年前、同じ会社のツアーで起きた、北海道大雪山系のトムラウシ山での遭難事故の教訓が生かされなかったのではないかと指摘しています。
ツアーを企画した東京・千代田区の「アミューズトラベル」の説明によりますと、「万里の長城」を歩くツアーは今回初めて企画したものでしたが、日程やコースなどの計画は、地元の旅行会社からの情報などを基に決定し、会社としてコースなどの事前の下見は行わなかったということです。
また、今回のツアーには現地のガイドがついていましたが、ガイドの人選は、去年入社した中国国籍の添乗員や現地の旅行会社に任せ、会社としてガイドの名前や経験などは把握していなかったということです。
今回の事故について、日本山岳ガイド協会の理事長で、海外の山岳ツアーの旅行会社を経営している磯野剛太さんは、「まれな大雪だったとはいえ、どうして3人が死亡するような結果になったのか、非常に疑問だ。初めて企画するツアーでは通常より手厚い態勢で臨むのが普通であり、ガイドの名前も能力も分からないというのは考えられない。ツアーの態勢に問題があった可能性がある」と話しています。
アミューズトラベルは、3年前、北海道のトムラウシ山でガイドを含む8人が死亡した登山ツアーを企画した会社で、この事故のあと、磯野さんは、業界として事故原因の調査に当たりました。
今回の事故の原因について、磯野さんは、「冷たい雨が雪に変わるなかで行動を続けたため、低体温症になって衰弱した可能性が考えられる。そうなる前になぜ引き返す判断ができなかったのか、ガイドや添乗員の判断が問われることになる。トムラウシ山の遭難事故のあと、アミューズトラベルは会社として再発防止に取り組んでいると聞いていたが、今回、判断が現場任せになっていたのを見ると、教訓が生かされておらず、取り組みが不十分だったと言わざるをえない」と指摘しています。
要するに
比較的安い料金でツアーを募って、会社としては責任の取れない旅程に客を放り込んだ
ってことじゃん。酷すぎるよ。。。
| 固定リンク
« 北京周辺は大雪 万里の長城で日本人を含む5人の観光客が遭難(その3)日本人犠牲者は3名に | トップページ | 北京周辺は大雪 万里の長城で日本人を含む5人の観光客が遭難(その5)アミューズトラベル トムラウシ遭難事故犠牲者宛に昨年暮案内のパンフレットを送付 »
コメント