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2013-01-21

Daniil Trifonov 自編曲の「こうもり」序曲で「ららら♪クラシック」に登場@1/20 NHK教育

昨夜のNHK教育「ららら♪クラシック」は
 ピアニスト特集
だった。


21世紀ピアニスト・ガイド
(略)
「ペール・ギュント」から「山の王の宮殿で」
作曲 グリーグ
編曲 ギンズブルック
演奏 デニス・マツーエフ(ピアノ)
2分20秒

ピアノ・ソナタ第2番
「マサチューセッツ州コンコード 1840年-1860年」から
アイヴス
ピエール・ロラン・エマール(ピアノ)
2分30秒

平均律クラヴィーア曲集第2巻第1番ハ長調BWV870から
作曲 バッハ
演奏 アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
2分50秒

慰め 第2番
作曲 リスト
演奏 ラン・ラン(ピアノ)
3分30秒

組曲「展覧会の絵」から「キエフの大きな門」
作曲 ムソルグスキー
演奏 ファジル・サイ(ピアノ)
5分40秒

歌劇「タンホイザー」序曲 から
作曲 ワーグナー
編曲 リスト
演奏 ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
2分41秒

喜歌劇「こうもり」序曲 から
作曲 ヨハン・シュトラウス
編曲 ダニール・トリフォノフ
演奏 ダニール・トリフォノフ(ピアノ)
3分4秒

ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110
作曲 ベートーベン
演奏 マウリツィオ・ポリー二(ピアノ)
16分30秒

小コーナーの直前がTrifonovで、昨年4/23にサントリーホールで開かれたチャイコフスキーコンクールガラで弾いたアンコール曲
 「こうもり」序曲
が流れた。わたしも当日聞いた。実にうれしそうに楽しそうに、TrifonovがFAZIOLIを自由自在に弾いていた様子が、テレビの画面上に展開された。この「こうもり」序曲は、Trifonovの自編曲だ。

テレビの影響というのは大きなモノで、ちょうど、この演奏を目にした平野啓一郎氏が次のようなtweetを。


あのピアノは、Trifonovがショパンコンクールで弾いたピアノで、サントリーホールに持ち込んだのだった。調律師は日本の方で、昨年の4/23にも、休憩中に一心にTrifonov用に調律をしていた。
2010年のショパンコンクールでの苦労話はこちらに。
ショパンコンクールへの道1-5
ショパンコンクールへの道6-9
この時、Trifonovは3位となり、翌年、ルービンシュタイン、チャイコフスキーと、立て続けにコンクールを制覇して、現在の彼の世界的な活躍が始まった。
今年は、現在分かっているだけで、6/8に大阪のザ・シンフォニーホール、6/14に東京の東京オペラシティでのリサイタルが予定されている。

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